2014年8月13日 掲載
自腹で泊まったホテル バーン プラ ノン (Baan Pra Nond Bed & Breakfast) |
渋滞の多いバンコクにおいて、アソークとサトーンは絶対に通勤・通学の行きかえり時間には通るなと言われ、まちがっちゃったら2時間動かない・・・なんてこともあり、わたくしもアソーク・サトーンとも動かない車中で、数日しかないタイ旅行で2時間というものすごく大切な時間を使った記憶があります。
こちらはそのサトーン通りからちょっと道を折れてすぐ。BTSスラサック駅からだと5分かからない場所にある、とってもキュートなホテル。
某有名「薄い地図優秀なガイドブック」 も、この通り…サトーン通りは載っているけどぎりぎり、そのホテルの前で切れているっていう惜しい状態で、今はiPhoneで地図情報が得られるけど、未だガラケーのワタクシには(自爆)、「雰囲気的にココだよな」という場所の不確かさがありました。
「わー!このホテルすってきぃ!」って思っても、バンコクのタクシー事情をご存知の方は良くわかるはずですが超有名五つ星老舗ホテル、ならなんとかわかってくれても、他のホテルに関しては五つ星でもオープン2年~5年くらいだと知らないことが当たり前。ましてやB&Bや、ゲストハウスとなると全滅。
というわけで、なーんとなくここかな、という目星をつけつつも、チェックイン前日、他のホテルから場所を偵察に行くというものすんごいことをしてみました(照)。
なんとなくここかな、とおもったスラサック駅で下車、てくてく歩いて、木陰で休んでいたバイクタクシーの運ちゃんに「バーンプラノンってホテル、このあたり?」と問うと、英語が読める運ちゃんで、「ああ!知ってるよ。そこ右だよ」と教えてくれました。運ちゃんが指差した角までいって、ふと視線を感じ振り返ると、教えてくれた運ちゃん「そこそこ、そこ右!」と大きなジェスチャーで教えてくれました。バンコクの人は親切です。
その通りを運ちゃんの言うとおり右に曲がり、わずか数十秒・・・ありましたありました・・・!
Baan Pra Nond!
ホテルってかお屋敷っす。
素敵なお庭―!
チャイムを押してみたところ、中からにこやかなおねーさんが。
「かくかくしかじか、明日ここにチェックインするからきてみた!」
というと、苦笑しつつ「そうなのねー!住所はここね。これを運ちゃんに見せるのよ。」とホテルカードを渡してくれます。
とっても素敵な外見とあたたかなおねーさんに、明日からの滞在をおもいわくわく。
第94回 タイスタイルアイスティーでお嬢様気分のチェックイン 「バーン プラ ノン」 につづく・・・
(記事・写真 吉田彩緒莉)
自腹で泊まったホテル バーン プラ ノン (Baan Pra Nond Bed & Breakfast) |
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吉田 彩緒莉(よしだ さおり)
お酒大好き、タイ大好き
ミュージシャンの事務所での会報編集や、国内旅行情報誌の編集・ライター、アイドルサイトのライターなど、ささやかに文でご飯を食べている者。日々たまるストレスを癒すべく「あーあ、貧乏人のオラでも贅沢できる国はないだべか?」とつぶやきながら初めて降り立った タイランド・・・あの日から十数年。 あまりにもコストパフォーマンスのよいタイのホテルにのめり込み、ストーカーのようにタイの最新ホテル情報をチェックしまくる日々。そのため、ガイドブックのホテルページの部屋が違うホテルだったのを、何度も見つけては優越感に浸るインケンさも持ち合わせる。常に貧乏のため、高いホテルではなく、いかにコストパフォーマンスが良いか、どうやったら安く泊まれるのか、ということに喜びを感じているので「オリエンタルホテル、泊まってないじゃーん」とか「ゲストハウスのレポないじゃーん」とは思われるはず。それからタイは好きだけどまだ行っていない場所もあるから、網羅はしてないよ(照)。
わかりやすすぎるタイトルのブログ「タイ大好き!」で、タイのおいしいお店やら、エピソードをひたすら書き綴り中。
タイ大好き! http://plaza.rakuten.co.jp/gogoyosee/