インレー湖の中央の西方面にあるガーペー僧院は別名「ジャンピング・キャット・テンプル」と呼ばれています。その別名通り、サーカスのライオンのように輪を猫たちがくぐり抜けるのです。
昔、僧侶が暇つぶしに教えてみたところ、一匹の猫がそれを覚え、他の猫たちもそれを真似ていき、その子供たちが同じ芸をしているという、言わば伝統芸。
今は娯楽を制限する戒律の関係で、僧侶が猫たちと芸をすることが出来ず、僧院で働く一般の人が輪くぐり抜けの「調教師」になっています。
猫が芸を見せてくれる時間は決まっているので、ボートのツアーをする際には「猫のジャンプが見たい」と言っておいた方が良さそうです。
ミャンマー、ガーペー僧院のジャンプ芸を見せてくれる猫さん
(2012年1月7日掲載)
この記事は「ミャンマー旅行ホテル情報~ありがとう、ミャンマー!ブログ」より転載しております。