民主化により経済的扉が開かれると同時に、ヤンゴンでは家賃が急激に値上がりしています。
例えばある公務員の女性の場合、以前は約58ドルだった月の家賃が今は約120ドルにまで上がっています。
「私たちカップルの月収は合わせて250ドルくらい。以前は貯金をしたり親に仕送りが出来たのですが、もう無理です」
また、改装もしていないのに「改装したから家賃を上げる」など言ったり、突然に家賃を上げたりする大家もいたりします。
こんな背景から、多くの人がもっと安い部屋へと移り住むようになっています。
外国人在住者も同じ問題に直面しています。あるボランティアの英語の先生は、家主から家賃を倍の120ドルにすると言われ、それを拒否すると、24時間で部屋から出て行くように宣告されたそうです。
不動産業者はこの傾向はあと数年は続き、ますます部屋探しは難しくなるだろうとしています。
(2012年12月21日掲載)
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ジジイ梅ことフリーライターの梅本昌男が、ミャンマーで見聞した面白いことをブログで書いています!
梅本昌男
1963年生まれ。1993年にワーキング・ホリデイ制度を利用してカナダへ。現地の邦字新聞の記者、ベルリッツの日本語教師を 経て、フリー・ライターへ。カナダでの8年の後、2001年より
タイのバンコクへ移動し東南アジア各地を回る。2006年秋より1年ほどエジプトのカイロを拠点にアラブ諸国をぶらり。現在、再びバンコクに滞在中。
記事を掲載して頂いた雑誌…「SKYWARD、AGORA(JAL機内 誌)」「MAGAZINE協賛の子供向け雑誌)」「ジュニア・アエラ」「VIA(エアポ ートリムジン車内誌)」「ポパイ」「ロングステイ(ロングステイ財団会誌)」「日経KIDS+」「日経トレンディ」「日経WOMAN」「等々。
共著の単行本…「アジアのツボ:東南アジア編(スリーエーネットワーク)」「極楽タイの暮らし方(山と渓谷社)」
記事を掲載して頂いた単行本…「地球の歩き方;エジプト2008-2009」「旅の大ピンチ(山海堂)」「地球の暮らし方:カナダ編」「地球の暮らし方:ロングステイ」「JTB海外ロングステイ30都市徹底ガイド」
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