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第7回 「マイスパ – MY SPA」 伊藤桃代さん|ジジイ梅の「アナタに会いたかった!」

2011年1月17日 配信

第7回 「マイスパ - MY SPA」 伊藤桃代さん

「マイスパ – MY SPA」 マーケティング・マネージャー兼共同経営者 伊藤桃代さんに、ジジイ梅が直撃インタビュー。 (2011年1月17日掲載)

アラサーが果敢に挑んだ賭けの結果やいかに?

伊藤桃代さん
マイスパ マーケティング・マネージャー兼共同経営者

自分の家のように寛げるスパとして在住女性、旅行者ともに人気の「マイ・スパ」。同店のマーケティング・マネージャーとしてスタートし、現在、共同経営者になった伊藤さんにその経緯を聞いた。

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■三十路を前にして決断

ジジイ梅 もともとCA(キャビン・アテンダント)をされていたんですね?

伊藤さん はい、大学を卒業して6年間勤務していました。英語学科だったのでそれを活かしたかったのと、人と話すのが好きだったので、「接客業の最高峰」と言われる場所で働きたいと思っていました。
仕事自体は好きだったんですが、20代後半になり、「このままでいいのか?」と自問自答するようになりました。この年頃の独身女性のパターンなんですけどね(笑)。

ジジイ梅 そうなんですか?

伊藤さん ええ、いろいろ考える時期なんです。そして、29歳手前で会社を辞め、アメリカに留学することにしました。
留学前に、今まで一生懸命忙しく働いてきた自分へのご褒美で少し休みを取ることにしました。それで、やって来たのがタイだったんです。

 SPA」 伊藤桃代さん
接客での笑顔が素敵だ

■タイ式マッサージとの出会い

ジジイ梅 タイの印象はいかがでしたか?

伊藤さん 実はCA時代に来たことがあったのですが、その時はあまり良い印象がなかったんです。まだドンムアン空港の時代で、施設内の照明は薄暗いし、外に出れば怪しげなタクシー運転手たちが近寄ってくるしで(笑)。
その後、何回か来る内に印象は良くなっていきました。本場のタイ料理も美味しいし、マッサージは最高だし(笑)。

ジジイ梅 居心地良いですよね。

伊藤さん 実はCAって肉体的な疲労度が高いんですよ、でもマッサージって日本だと高いんですよね。フライトが終わって、ホテルにチェックインし、じゃあ疲れをほぐして貰おうと思うと1時間で7~8千円しますからね(泣)。簡単には頼めません。

ジジイ梅 う~ん。ワシにはとても出せない金額ですな。

伊藤さん 金銭的な面だけでなく、タイの人たちのホスピタリティにも感銘を受けていました。それで、骨休めの期間を利用し、ワット・ポーの運営するマッサージ学校に通ったんです。

 SPA」 伊藤桃代さん
お洒落で落ち着く店内

■散歩を通じて裸のタイを垣間見る

ジジイ梅 タイでの暮らしはいかがでしたか?

伊藤さん マッサージ学校の授業は1日5時間だけだったので、特に目的地を決めずにあちらこちら散歩していました(笑)。
スクンビットでも一歩横に入るとスラムがあって、子供が裸足で歩いていたり衝撃を受けました。サイアム地区のような東京ばりの都会がある一方、そういう場所があるんですよね。でも、みんな幸せそうな顔をしているのが印象的でしたね。

ジジイ梅 タイと一口で言っても、いろんな社会層がありますよね。

伊藤さん ええ。日本では出来ないことを沢山経験しました。それからロサンゼルスへ行き、 自分の夢であった留学生活を2年半満喫しました。
留学を終えた後、さあ、再就職をどうしようと考えたんです。
自分の強みである日本語・英語・接客業の経験を何より生かしたい。
日本は窮屈なので海外が良い。でも、アメリカはビザ取得がとても難しい。
では、楽しい思い出が詰まったタイでは?という結論になり、まるで呼ばれるようにタイに舞い戻りました。

 SPA」 伊藤桃代さん
自分の家のようにリラックス

■自分の経験を生かした新しい仕事をしたい

ジジイ梅 マイスパで働かられることになったきかっけは?

伊藤さん タイへ帰ってきて、弊社のレセプショニストの職が空いていると友人から教えて貰いました。
ただ、私としては受け付け業務だけでは終わりたくなかった。新しい国で新しいことをしたかったんです。
それで、マーケティング職に就きたかったので、オーナーに私が出来ることをプレゼンさせて貰ったんです。例えば、CA時代の知識やコネクションを生かした航空会社関連のお客様マーケットの拡大です。

ジジイ梅 経験を生かそうとした訳ですね。

伊藤さん はい。実際、CAは仕事で必要なため美容に詳しいんです。彼女達はバンコクが美容の先進都市だと知っていますからね、それを目的に休みを利用することが多いんです。そういう層をもっと取り込めると思ったんです。
幸いプレゼンが通り、願っていたマーケティング・マネージャーになることが出来ました。

 SPA」 伊藤桃代さん
アソーク駅から徒歩三分

■スパの共同経営者という立場へ

ジジイ梅 スタッフの方々とのコミュニケーションでのご苦労は?

伊藤さん ええ、最初はタイ語も出来なかったですから大変でした。ゼスチャーをしたり、絵を描いて説明したりと出来ることは何でもしました(笑)。
仲良くなりたくて、イサーン出身のスタッフが勧めてくれた虫を食べたり(笑)。今はスタッフの家族の顔も知っているような関係になれました。

ジジイ梅 共同経営者になられるきっかけは?

伊藤さん タイムズ・スクエア店に続き、スクンビットソイ39店がオープンすることになったんです。それでロケーション探しから携わりまして。丁度その頃、温かく見守ってくれていたオーナー達から共同株主になることを提案されたんです。
まあ、共同経営者になったものの、業務的にやっていることはこれまでと変わりません(笑)。ただ、スタッフたちの生活を守らねばという思いは強くなりました。

ジジイ梅 同世代や近い世代の女性たちに対してメッセージはございますか?

伊藤さん アラサーやアラフォー、いえ、何歳でも自分のしたいことを「ダメかも・・・」って思わずに挑戦して欲しいです。人生1回だけですから。
こんな私でも頑張ってやっていますからね(笑)。

■マイスパ、ここが人気の理由!

*高い技術を持ったエステシャンたちと最新機器!

*日本人スタッフが常駐するので言葉の面も安心!

*新設のマイスパ・アカデミーでアロマ・マッサージやエステを実地で学べる!4時間の体験コースもあり

マイスパ – MY SPA

■アソーク・タイムズスクエア店
3F Timese Square Building,Sukhumvit Soi 12-14
Sukhumvit Rd.Klongtan.Wattana, Bangkok 10110
+66-(0)2-653-0905
+66-(0)81-620-8723(日本語)

■スクンビットソイ39店
20/6 Sukhumvit Soi 39, Sukhumvit Rd.
Klongtan.Wattana,Bangkok 10110
+66-(0)2-662-5040
+66-(0)89-166-3105(日本語)

http://my-spa.com/

第7回 「マイスパ - MY SPA」 伊藤桃代さん
エステシャンの技術も高い

第7回 「マイスパ - MY SPA」 伊藤桃代さん
お洒落で落ち着く店内

第7回 「マイスパ - MY SPA」 伊藤桃代さん
自分の家のようにリラックス

第7回 「マイスパ - MY SPA」 伊藤桃代さん
フランスのギノーなどの製品を使っている

第7回 「マイスパ - MY SPA」 伊藤桃代さん
マイスパ・アカデミーのパンフレット(クリックで拡大画像が開きます)

ジジイ梅のあなたに会いたかった

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