2013年5月25日 掲載
自腹で泊まったホテル サイアム @ サイアム デザイン ホテル & スパ (Siam @ Siam Design Hotel & Spa) |
お部屋自体の広さは、エクゼクティブルーム扱いのビズルームも、標準客室のレジャールームも変わりません。インテリアもビジネスマンを意識したデスク周りのみが異なります。
このデスクに置いてある椅子は、座りやすい仕事仕様の椅子になっていて、リクライニングも効き、長く座っていても辛くない配慮はさすが!
デスクの中にはホチキスを含む文具が備えられていて、細やかな気配りを感じさせてくれるってもんです。
部屋の狭さを感じさせないよう、クロゼットのドアとバスルームの扉を共用(クロゼットを閉めたい場合はバスルームが開き、バスルームを閉める場合はクロゼットが開く)にし、開閉につかうスペースが極力ないよう、工夫してます。コンパクトながらも随所に知恵が生きてますねえ。
バスルームとクローゼット共用の引き戸
バンコクのホテルの建築の流行なのか、ほとんどのホテルにはバスルームに窓があって、ベッドルームに「こんにちは!」できちゃうから、うきゃー、恥ずかしい、なんて人も多いでしょう。
なんて無駄な窓なんだ!って言う人も多いけど、このホテルならこの「こんにちは窓」が必要であることを身を持って体得できるでしょう。
ご覧ください、このバスルームの狭さ、暗さ。
扉を開けてこその快適さがあるんです。
「えー、でも彼氏だって、友達同士だって急にもよおしたら(おいおい)困る」というあなた。よく見てください。トイレが丁度かくれるようにコンクリートが板のようにあしらわれているじゃありませんか!
まあ、それでも恥ずかしいか・・・。
部屋が狭くてもバスルームが大きくて、快適な方が良い人には向いてないですね・・・。ちなみに私は、バスルームが狭くても部屋が広くて寛げる方が好きです。えっへん(無意味)。
そんなお風呂にはかわいいアメニティセット。
フェイスタオルなんて、くるっと巻いて葉っぱでくるっとラッピング。タイ人ってこういうセンスがずば抜けて良いと思います。
最近はホテルオリジナルのボトルで、ドリンクウォーターを置いてくているホテルも多いですね。ここもそう。テーマカラーのオレンジは細部まであしらわれています。
さらに、さらに驚いたのはお部屋の照明が全てデザインにこだわっていること。
ベッドにぶらさがるこの照明・・・
かーわいいーー!
ランプを髣髴とさせる読書用の照明なので、かわいらしい光の下、本を読みながら眠りにつけますね。
第30回 超絶景エクゼクティブラウンジ につづく
(記事・写真 吉田彩緒莉)
自腹で泊まったホテル サイアム @ サイアム デザイン ホテル & スパ (Siam @ Siam Design Hotel & Spa) |
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吉田 彩緒莉(よしだ さおり)
お酒大好き、タイ大好き
ミュージシャンの事務所での会報編集や、国内旅行情報誌の編集・ライター、アイドルサイトのライターなど、ささやかに文でご飯を食べている者。日々たまるストレスを癒すべく「あーあ、貧乏人のオラでも贅沢できる国はないだべか?」とつぶやきながら初めて降り立った タイランド・・・あの日から十数年。 あまりにもコストパフォーマンスのよいタイのホテルにのめり込み、ストーカーのようにタイの最新ホテル情報をチェックしまくる日々。そのため、ガイドブックのホテルページの部屋が違うホテルだったのを、何度も見つけては優越感に浸るインケンさも持ち合わせる。常に貧乏のため、高いホテルではなく、いかにコストパフォーマンスが良いか、どうやったら安く泊まれるのか、ということに喜びを感じているので「オリエンタルホテル、泊まってないじゃーん」とか「ゲストハウスのレポないじゃーん」とは思われるはず。それからタイは好きだけどまだ行っていない場所もあるから、網羅はしてないよ(照)。
わかりやすすぎるタイトルのブログ「タイ大好き!」で、タイのおいしいお店やら、エピソードをひたすら書き綴り中。
タイ大好き! http://plaza.rakuten.co.jp/gogoyosee/