|
|
タイで長期ビザを所持して滞在している外国人に必須の、90日レポート。この春に初めてタイに赴任したという方は、90日レポートの経験はまだないですね。
90日レポートというのは、長期ビザを所持する在タイ外国人が、入国管理局(イミグレーション)で90日毎に現住所の確認の申請をすることです。
タイ滞在90日前に出国すれば、90日レポートの申請は不要です。毎月のようにタイから出国している方であれば、90日レポートは無縁です。
イミグレーションで90日レポートを終えると、以下の用紙を渡されます。ここには次回の90日レポートの日がスタンプで押してあるので、次も忘れずに。ちなみに申請を忘れたら、罰金2,000バーツが科されます。
90日レポートの申請場所は入国管理局、バンコク在住であればチェーンワッタナー通りの政府総合庁舎内にある入国管理局です。
90日レポートの申請には、パスポートだけ持っていけばOKです。パスポートのコピーも不要。申請用紙は入国管理局にあります。ペンは持っていくべきですね。もし急遽コピーや写真が必要になることがあっても、入国管理局近くに写真も撮れるコピー屋さんもあるので、心配ありません。
バンコク都心の地下鉄MRTサムヤーン駅直結のチャムチュリスクエア18階のワンストップサービスセンターでも、90日レポートの申請が可能と聞いて、行ったことがあります。しかし申請を断られ、チェーンワッタナーの入国管理局に行くように言われました。
未確認ですが、チャムチュリスクエアのワンストップサービスセンターでの90日レポートの受付は、一部の方は可能なんですね。筆者はノンイミグラント-B(就労)ビザ所持者ですが、ここでの申請は不可でした。
ラプラオ通りのインペリアルワールド内の入国管理局は、日本人は不可です。以前はここで日本人も90日レポートの申請ができたそうです。
チェーンワッタナーの入国管理局は遠いので、わざわざ行くのが面倒。そんな時は、代行業者に頼んでも大丈夫です。数百バーツで、90日レポートの代行をしてくれます。
また、オンラインや郵送でも申請は可能。ただし、初回は必ず入国管理局に出向いて申請をする必要があります。
ただしオンライン申請は不具合も少なくないようで、筆者はオンラインでの申請を試みましたが、何度やっても駄目で、結局チェーンワッタナーまで足を運ぶことになりました。
★Immigration Bureau https://www.immigration.go.th/
★Notification by registered mail https://www.immigration.go.th/content/sv_90day
90日レポートの提出期限ですが、入国から90日目の日の前15日から後7日までです。この期限を過ぎてしまうと、罰金2000バーツが科されます。
「あれ?この場合90日レポートに行くの?」と思ったことがありました。それはビザの延長の時です。
90日レポートを申請するタイミングでビザ延長になったので、「90日レポートは不要かな?」と思ったのです。先述の通り90日レポートは現住所の確認なので、ビザ延長でも現住所は確認されますし、90日レポートは不要と勝手に判断してしまいました。結果的にそれは失敗でした。
次の90日レポートの申請に入国管理局に行った時、「90日レポートやってませんね。罰金2000バーツです」と言われました。90日レポートのタイミングでビザ延長しても、それは90日の住所確認をしたことにはならないそうです。
関連記事
新着記事