「はじめてのチュウ」で2012年10月17日に日本コロムビアよりメジャーデビューを果たしたタイ人アイドルのNewwy(ニウィ)さん。タイでは女優や司会者として活躍中のNewwyさんにタイ・バンコクで独占インタビューをしました。今、ブレイク目前の彼女に迫ります! (インタビュー2013年1月)
Newwy(ニウィ)
本名 Patitta Attayatamavitaya
(パティッター アッタヤータマウィッタヤー)
生年月日 1986年8月26日生まれ
血液型 O型
趣味 映画鑑賞 ギター
特技 イラスト書き
好きなアーティスト Lenka、OLivia
好きな映画 ハチ公の物語、Serendipity
好きな食べ物 タイ料理、チーズ、海鮮料理
公式サイト http://www.newwy.jp/ http://columbia.jp/newwy/
blog http://ameblo.jp/newwy/
—出身はどちらですか?
バンコク生まれ、バンコク育ちです。
—小さい頃はどんな子供だったんですか?
すごく人見知りだったみたいです。お母さん以外の誰かが抱っこしようとすると、すごい勢いで泣いてしまったそうです。
—今の社交的なフレンドリーなイメージと正反対ですね!
小学校の頃までは知っている人としか接しなかったのですが、中学生になるとチアリーディング部に入って、スポーツデイだとか色々なイベントに参加しだすと、知らない人達ともお話をするようになりました。
—当時からかわいい女の子だったんでしょうね。
いえいえ。小学校時代は、男の子っぽい遊びばかりして、すごく痩せていて肌の色も真っ黒。男の子には人気がなかったけど、女の子にはモテました(笑)。
—え~!じゃあ、いつからこんなに綺麗になったんですか?
中学生になると、心配したお母さんに、女の子らしくなるように肌を白くするクリームを塗るよう言われました(笑)。中学2年になったら背も一気に伸びたんです。同じ頃、歯の矯正もしました。そういった事が重なって、すごく変わったみたいで、友達から「韓国で整形してきたの?」なんて言われましたね(笑)。見た目は変わっても性格は男の子っぽいままでした(笑)。
—大学ではマスコミ学科を専攻していたそうですね?
はい。この頃に、先輩や同期生の作るビデオにMCとして出演したりしていました。先輩たちの作る企画のポスター全部に私の顔が入っているんですよ。入っているからには出演しないといけないので(笑)。それで何度も出演しているうちに人前で話すことに慣れてきました。
—芸能界に入るきっかけは何だったんですか?
実は中学生の頃スカウトされたことがあって、名刺を貰ったんです。でもお母さんが芸能活動をすると勉強がおろそかになるからという理由で反対でした。その名刺はお母さんが捨ててしまいました(笑)。
—実際に芸能活動を始めたのは22歳の時からなんですね。
はい。大学を卒業した後、インターネットTVの番組を自分で作っていました。その編集をしてくれていた人が、デビュー映画『Pai in Love』の監督からヒロイン探しを頼まれていて、私を紹介してくれたんです。
[MV] OST : Pai in Love
—それまで演技の勉強とかしていたんですか?
全然していません(笑)。でも、ヒロインの役柄が私の性格そのままだったので自然な感じでできました。元気で明るくて、お喋りという感じで。あまりにお喋りし過ぎるので監督に注意されたりすることもあったんですよ(笑)。恋人役の俳優さんが無口な方で、おしゃべりな私と対照的でした。
—その後、女優や司会者として活躍するようになるんですね。日本でのデビューのきっかけは何ですか?
以前、所属していたタイの芸能事務所の女性社長に「歌にも挑戦してみない?」とアドバイスされ、『ターム・サック・カム』という曲を歌ってYOUTUBEにアップしたんです。そのPVが300万以上再生され、日本の芸能事務所さんの目にとまったんです。『ターム・サック・カム』の日本語バージョンが2011年のプレデビュー作「オシエテ」です。
Newwy「オシエテ」
—2012年5月のタイ・フェスティバルに参加されましたね?
すごく緊張しました。人前で歌うのはほとんど初めてだったんです。2日間出演したんですけど、その二日目のステージで歌詞を間違えてしまったんです。「ごめんなさい!」と謝って、もう一度最初から歌い直したのですが、皆さん応援してくれて、拍手もしてくれて嬉しかったです。
—そこで日本人のファンの皆さんとも交流できたのですね。
はい。あるファンの方は私がブログで好きと書いた北海道のお菓子を持ってきてくれたり、別な方は私自身も見たことがない写真などを集めたアルバムを見せてくれました。「サワディーカップ」ってタイ語の自己紹介まで覚えてきてくれた方もいたんですよ。
—そして2012年10月17日にはついに日本コロムビアよりデビューアルバム『はじめてのチュウ』をリリースしますね。
はい、リリースに合わせて2か月間日本に滞在しました。TVや雑誌のインタビューを受けたり。CDショップにキャンペーンに行くと、T-POP(タイ・ポップス)という棚に私のアルバムがあり、タイの文化を日本の方々に知って頂く代表の一人なんだという気持ちになりました。すごく誇りに思っています。
はじめてのチュウ / Newwy(ニウィ)
—日本滞在中いろんな料理を食べたと思いますが、一番好きな日本食は何ですか?
刺身、寿司、豚のしゃぶしゃぶ・・・あ~、沢山あって一番は選べないです(笑)。
—逆に苦手な食べ物はありますか?
ラーメンはしょっぱくてあまり好きじゃなかったんです。でも、東京・中野に行った時に野菜がたっぷり入った美味しいラーメンを食べて印象が変わりました。
—タイでは女優としても活躍していますね。2012年9月に公開されたホラー映画『9-9-81』では今までと違った役柄に挑戦していますね。
今までは、明るい役柄が多かったんです。でも、『9-9-81』では精神的に歪みがある女性を演じて難しかったですが、やりがいがありましたね。演技をすることが大好きなので、ぜひ日本でも女優活動がしたいです!
『9-9-81 บอก-เล่า-๙-ศพ(9-9-81 ボーク-ラオ-9-ソップ)』より
参考 Newwy(二ウィ)主演のホラータイ映画『9-9-81』が2012年9月13日公開
—次の日本での活動の予定は?
3月頃にまた日本に行けそうです。その時、次の曲の話もする予定です。デビュー・アルバムとはまた違ったテイストのものにしたいと思っています。ロックンロールも悪くないですね(笑)。
—今日はありがとうございました。
YouTubeで配信している『ほぼ週刊 Newwy TV』やブログ(http://ameblo.jp/newwy/ )も見てくださいね。ありがとうございました!
ニウィ「ほぼ週刊 Newwy TV」中野編(1)
*透明な印象のNewwyさん。同時にすごくフレンドリーで、お茶目。日本滞在の折、海苔を歯につけてみんなに見せたりして、「コメディアンもやってみたら?」と言われたりしたそうです。2013年、日本での活躍に期待ですね!
※バンコク・スクンビット通りソイ39の洋食レストランMY PORCH にてインタビュー
MY PORCH http://www.my-porch.com/
(取材 梅本昌男)