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ジェームス・ジラユ独占インタビュー[タイ・フェスティバル2017]

2017年5月16日 配信

ジェームス・ジラユ独占インタビュー[タイ・フェスティバル2017]

日タイ修好130周年の記念すべき年となった2017年も、恒例の「タイ・フェスティバル」が東京・代々木公園で開催されました!しかし残念ながら初日の5月13日(土)は雨!それでもタイとタイ料理好きの日本人、在日タイ人、旅行でやって来たタイ人の皆さんが朝早くから会場を訪れました。

そんな彼らのお目当ての1つが、開会式に登場したタイのスーパースター、ジェームス・ジラユさん!2年前から日本でも芸能活動を続けている彼は「第18回タイ・フェスティバル2017」の開会式で「日タイ修好130周年親善大使」に任命されたのです。タイからは副首相も来日。共にこの素晴らしい年を祝いました。

とにかく仲が良い日本とタイ。タイランドハイパーリンクスは、この重要な役割を担うことになったジェームス・ジラユさんに直接お話しを聞いてきました!

 

日タイ修好130周年親善大使!ジェームス・ジラユ

--「日タイ修好130周年親善大使」に任命されましたね!おめでとうございます。

親善大使に任命されてとても光栄です。ありがとうございます!

--とても重要な役割ですが、まずは今の気持ちを聞かせてください。

日本での芸能活動を始める時に、来日してタイ大使館に行きました。そこでタイ大使に「これからよろしくおねがいします!」とご挨拶させていただきました。今回は、日本の外務省の方とタイ大使館の方が僕を任命してくれたので、とてもうれしいです。

日タイ修好130周年親善大使任命式でタナサック・パティマプラゴーン副首相と

日タイ修好130周年親善大使任命式でタナサック・パティマプラゴーン副首相と

--以前「TABI JAPAN」という日本の東北エリアを紹介する番組でMCを務めていましたよね。特に印象に残った場所はありますか?

そうですね…東北エリアを色々まわりましたが、どこの県にも特徴がありましたね。例えば青森県はりんごが有名だし、温泉も凄く良かった。他県もユニークで東北を周れてよかったと思っています。

--日本でも東日本大震災以降、被害の大きかった東北に旅行者を呼ぶために様々な試みをしています。タイ人の代表として東北エリアをタイ人に広めてくれたことも親善大使に選ばれた理由の一つではないですか?

はい。僕としてはできることからやっていきたいですね。

--親善大使としてやってみたいことはどんな事ですか?

エンタテインメントの世界で日本とタイの懸け橋になれるように頑張りたいと思っています。

--大使としてタイ人に来てほしい日本の場所はどこですか?

うーん…。難しい(笑)。どこがいいかな?好きな所が多すぎるのでちょっと考えさせてください(笑)。でも、まだ行ったことが無い場所で、行きたい場所があるんですよ。奈良県です。

--奈良県ですか!

はい。凄く行ってみたいです。東大寺のまわりに沢山の鹿がいるのを写真で見たので。

--逆に親善大使として日本人にタイ旅行のアドバイスをお願いします。

タイも日本と同じで、それぞれの地域の特徴があります。山や自然が豊かな場所、海がきれいな場所、それにタイ料理も地域によって全く違うので「こんなことをしたい」「こんなものが食べたい」「こんな遊びがしたい」という目的は最初に決めてから地域を選ぶといいと思いますね。

--特に特色の強いエリアはどこでしょう?

海だったら南部のプーケット、北部のチェンマイやチェンライは食べ物も美味しいし、お寺も素晴らしい。でも東北エリアのイサーンにも行ってほしいかな。

 

南から北まで、日本を電車で旅したい!

--今回はアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル& アジア2017」に出品される映画「Home Away From Home」に出演されていますね。これは東京を舞台にした映画ですが、どんな役を演じましたか?

タイ人のバックパッカー役です。日本に遊びに来て、道に迷ったところを日本人に助けられて、その日本人と行動を共にします。そこで様々な出会いや出来事が起きる、というストーリーです。

「Home Away From Home」 真壁幸紀監督作品

「Home Away From Home」 真壁幸紀監督

--ジラユさんもバックパッカーになって旅をしてみたいですか?

旅したいですねー。僕は「TABI JAPAN」の番組でも日本を旅しました。ますます日本の地方に興味を持ちましたね。

--映画の主人公のようにプライベートで一人でふらりと日本を周るならどんな旅がしたいですか?

日本の一番南から電車に乗って、日本の一番北まで、電車だけで旅したいですね。

--それは時間がかかりますね!

途中下車して各県を全部まわりたいです(笑)。

--ジラユさんはタイでは沢山の映画に主演しています。今回は日本の映画撮影だったわけですが、タイの撮影とは随分違ったんじゃないですか?

タイと日本は似ているところが多いと思います。でも一番違う所は、日本人はとにかく一生懸命!とても仕事に厳しいですね。だから僕もそれに合わせて頑張りました(笑)。

--大変でしたか?

日本ならではの厳しさについていくのは大変でしたけど、僕にとって凄くいい経験になりました。とても勉強になりましたね。

 

タイで演じた事がない役に挑戦!

--そして日本では、テレビ東京系のドラマ「アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!」に出演しています。悪役ですが、タイでは絶対に演じない役ですよね?

ははは…そうですよね。本当に新しい経験でした(笑)。僕の演じる役は、違う世界から来た魔王で、世界を「ネガティブオーラ」で支配するっていう…珍しい役なんですけど、撮影はすごく楽しかったです。

--人間ではない役はまた演じる機会があるんでしょうかね(笑)。

分からないです(笑)。楽しみにしていてください。

--去年インタビューさせていただいた時、日本語猛勉強中でしたけどあれから1年。随分上達したのではないですか?

聞き取ることはもうできます。でも文章や単語を頭の中で整理して並べるのがとても大変で、まだ返答するのが難しいですね。例えば「~で」「~を」「~に」という助詞。その後は何を入れればいいの?と思って。

--でも日本語が上達したら今後、日本語を話す役も増えますよね。

はい。チャンスが増えるように頑張ります!

--日本での芸能活動は、今後どんなことチャレンジしたいですか?

躊躇することなく色々なジャンルに挑戦したいですね。日本の芸能界ではまだ僕は活動を始めたばかりで、これまでもジャンルにとらわれず活動して来たので、もっとチャンスがほしいですね。

 

タイと日本を行ったり来たり

--タイ・フェスティバルの会場周辺で見かけましたが、日本のファンの方が増えてきましたね。

色々な活動をしている時に、日本のファンの方が来てくれて嬉しいです。

--日本での活動が増えてくるとタイのファンの方が寂しがりませんか?

そうですねー(笑)…大丈夫です!今タイの仕事がとても多いんですよ。それと同時に日本の活動をしている感じ。

--タイのスーパースターですから、行ったり来たりするのは凄く大変でしょう?

頑張ります(笑)!

--どれくらいの頻度で来日していますか?

1年に10回は来ていますね。

--日本のファンも待ち望んでいると思いますが、次はいつ来日予定ですか?

ドラマの撮影での来日と、別の仕事の予定が入るかもしれないです。

--それは楽しみですね。今後、タイ・日本関係なくジラユさんはどんな目標を持っていますか?

特に何かこれをやってみたい、というものはありません。でも今積み重ねてきているものをもっともっと高いレベルに持って行きたいです。

--それでは最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

現在「アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!」が放送されているので、チェックしてください。また別の活動もどんどん広げていく予定なので応援してくださいね。そして僕は日本語を頑張っています!日本のファンの方と日本語で話せるようになりたいので、待っていてください。宜しくお願いします。

 [インタビュアー 吉田彩緒莉]

 

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