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Gen1es 独占インタビュー~私たちにしかできないA-POPを世界中に広めたい

2024年9月16日 配信

Gen1es独占インタビュー~私たちにしかできないA-POPを世界中に広めたい

日本でも『ABEMA』で配信された『CHUANG ASIA THAILAND』。クオリティが高い上に、ショー的要素の強いサバイバルオーデイションはアジア中で話題に。

オーディションではタイ・中国・日本・韓国・インドネシア・マレーシア・ベトナム・アメリカ・インド・シンガポールの10か国から集まった総勢70人が歌・ダンスで魅せる華麗なサバイバルオーディションを経て、デビューを目指して競い合った。
番組では誰がデビューできて、誰が脱落するのかわからない状態の中、生活を共にレッスンや、オーディションに挑む。あまりにも過酷なリアリティショーは、視聴者の応援したい気持ちをより一層掻き立てたのだ。



もともと中国のオーディション番組が舞台をタイに移して行った今回の『CHUANG ASIA』。番組のスケールの大きさは豪華なメンターの登用にも現れており、K-POPの世界で大活躍のTEN(NCT/WAY V)、JACKSON WANG(GOT7)、日本にもファンが多いJEFF SATUR、山下智久とのGYMとして、そしてGOLF&MIKEとして過去に日本デビューを果たしているMIKE ANGELO、日本では『2gether』『2gether THE MOVIE』で知られるNENE PORNNAPPANが出演。メンターだけのパフォーマンスやチームに分かれた候補生たちとのパフォーマンスも行われ番組に華を添えた。

番組の豪華さだけではなく、タイではラッキーな番号である「9」人、そして、プレデビュー曲のタイトルは『LUCKY BELL』と、既に幸運を約束されたような境遇。さらに、この『LUCKY BELL』は少女時代、東方神起、SEVENTEEN、SHINee他、数々のK-POPアーティストの楽曲をプロデュースする「MonoTree」のチーフプロデューサー、ファンヒョンが手掛けているのだ。

まさに鳴り物入りのデビューを飾った9人のGen1es。バンコクでお披露目され、活動の場をタイ・中国と広げている。
そんな彼女たちが新EPリリースを控えた2024年8月中旬、『LUCKY BELL』の最終プロモーションの地として選んだのが日本だった。

タイランドハイパーリンクスはこれまでなかったスケールの大きなグローバルユニットにインタビュ―を敢行。

いや、どんな大物なの?全員近寄り難い雰囲気のアジアを代表する美少女たちじゃないの?…と緊張して当日を迎えたが、その緊張はすぐに溶けていった。

— Gen1es 最新MV「Hourglass」

ーータイランドハイパーリンクスでは、初めましてということで、自己紹介をお願いします!

一同:コンニチハ!Gen1esです!(全員によるキメの挨拶)

ーー…一人でまともに全員のパワーを受けてしまいました。ファンの皆さんスミマセン(笑)。めちゃくちゃ元気ですねー。

一同:爆笑

 

10か国のスター志望者から選ばれた9人のメンバー

イーユー:コンニチハ!Gen1esのリーダ、イーユー(QIAO YI YU シャオ・イーユー)です(日本語)。中国の山西出身の22歳です。
最近ハマっていることはDuolingoという語学アプリで日本語を勉強することですね。

イーユー(QIAO YI YU シャオ・イーユー)

ルアン:沖縄生まれのルアン(RUAN)です。2004年生まれの20歳で、Gen1esのキューティ担当です。私も中国語を勉強していて、みんなに教わったりしながら頑張っています。

ルアン(RUAN)

ペリウ:タイのナコーンパノム出身のペリウ(PAILIU)です。Gen1esのクイーン担当で、映画を見ることにハマっています。

ペリウ(PAILIU)

イェンコンニチハ!Gen1esのスマイル担当、イェン(YEAN)です!タイのノンタブリー出身です。好きなものは、辛い食べ物!

イェン(YEAN)

ーーそりゃタイ人ですもの!

一同:(笑)。

イリン:コンニチハ!私はマレーシアの天使、 イリン(ELYN)です。

イリン(ELYN)

 一同:(笑)。

ーーまっ、マレーシアの天使。

イリン:(笑)…。私がハマっているのはオンラインゲームです。

ワンクーコンニチハ!私はワンクー(WANG KE)です。ラッキーGen1esです(笑)。 武漢出身です。最近、体操にはまっています。

ワンクー(WANG KE)

シェヤオ:シェヤオ(XUEYAO)です。私は「Snow」 Gen1esですよ。中国の温州出身です。ハマっているのはショッピング。日本での買い物だ~い好きです!

シェヤオ(XUEYAO)

シェヤオ(XUEYAO)

ディディ: 中国台北出身のディディ(DIDI)です!コンニチハ!アエテウレシイデス(日本語)!私は編み物が好きです!

ディディ(DIDI)

エマ:中国出身のエマ(EMMA)です。バレーボールが大好きです!

エマ(EMMA)

ルアン:エマは最年少なんですよ。BABYです。

エマ:BABY、Gen1esですよ(笑)。

ルアン:私たちは10か国の人たちが集まった『CHUANG ASIA』というオーディション番組から選出されたんですけど、今は4か国のメンバーで構成されています。

ーールアンさんは唯一の日本人ですけど、以前もグルーバルユニットに所属していたんですよね

ルアン:はい。

 ーー日本でデビューせずになぜ最初からグローバルユニットを目指したんですか?

ルアン:前例のないことにチャレンジするのが好きなんです。色々な初めての体験がしたくて。日本でデビューしていたら、このメンバーとは絶対に会っていないじゃないですか。

 ーーオーディションの時から沢山の国の人たちがここを目指してきてましたもんねー。

ルアン:そういうことを考えると、最初からグローバルユニットに挑戦できて良かったな~って思っています。

 ーールアンって名前タイ語にありそうですよね

ルアン:タイにいると、何だか色々な所から呼ばれているような気がします(笑)。

イェン彼女の名前の「ルアン」は私たちタイ人にとっては発音がちょっと難しいんですよ。

ルアン:タイ語って発音で意味が変わってしまうんですけど、全員「ルアン」の呼び方が違います(笑)。

 ーータイ語も中国語も発音が細かいんですよね。

イーユー:まー、まー、まー、 まー、まー(全部違う発音)

ーーうっ!

ペリウ:タイ語はねー、発音は5つあるから…

ペリウ&イエン:がー、がー、がー、がー、がー(全部違う発音)

ーーうぉっ!

イリン:がー、がー、がー、がー、がー

ーーおっ!マレーシアの天使もうまい!

一同:爆笑

ルアン:私たちは基本英語で会話するんですけれど、それぞれの国のイントネーションが出ちゃうんですよ(笑)。英語のはずなのに全然違う言語みたいで面白いです(笑)。

 

プレデビュー曲『LLUCKY BELL』はK-POP界で有名な「MonoTree」が手掛ける

 ーープレデビュー曲の『LUCKY BELL』、凄くカッコイイですよね。

一同:おおー!うれしい!

ーーK-POP界で名作を世に送り出している「MonoTree」のチーフプロデューサー、ファンヒョンさんが手掛けているんですね?

ルアン:そうなんです!私たちが『LUCKY BELL』を聴いた時は最終オーディション前だったんですよ。プロデューサーさんが「この曲がプレデビュー曲ですよ。最終審査まで残った人が歌えます」と言って聴かせてくれたんですよ。

ペリウ:くしゃん!(突然くしゃみ)

ーークイーン、大丈夫ですか?

一同:…(爆笑)

ルアン:これはみんなで話したんですけど『LUCKY BELL』を聴いた瞬間、本当に最後まで残りたい気持ちでいっぱいになりました。絶対この曲でデビューしたい!この曲を披露したいって思うくらいかっこよかった。
プロデューサーさんも、凄く有名な曲を手掛けている方たちなので、私たちの曲に携わってくれたことが嬉しいですし、私たちに合ったパワーのある曲だと思います。

ーーいや、本当にそうですね。MVの動きもキレッキレでしたけど、ダンスも歌もかなりハイクオリティですよね。ちょっと大変だったなあ、というパートや、メロディはありますか?

ディディ:ダンスの導線が難しいです。

ルアン:そうそう!曲のテンポが早いじゃないですか!パートも凄く入れ替わるし。

イエン:(激しく頷く)

イリン:パートチェンジについては、番組で初めて披露した時、凄く苦労しました。

イ―ユー:あー、そうだったよね。間違いない。

ルアン:オーディションの時は、5人とか7人で曲を披露してたんですけど、9人という大人数で番組で曲を披露したのはこの『LUCKY BELL』が初めて。
その時はもっとお互い言語が通じない、ボロボロの状態だったから大変でした。でもみんなで助け合って何とかここまできました。

ーーリーダーはそんな状態のメンバーをどうやってまとめたんですか?

イーユー:当時はあまり言語が通じなかったので、叫ぶしかない(笑)。

ディディ:(イーユーの叫びの真似)

 一同:爆笑

 

 タイでのデビューの感想は?

ーー元々『CHUANG ASIA』というオーディション番組は中国の番組で、それが2024年はタイで実施された訳ですけど、デビューがタイというのはどんな気持ちですか?
元々タイ人の方も含まれているのでそれぞれ気持ちが違うとは思うんですけど…。

ディディ:全く違う国の人たちとサバイバルオーディションを共にして、とても新鮮な経験ができました。こういった貴重な経験は人生で少ないし、違う文化の人たちと触れ合えるのは本当に素敵な経験です。生活、文化、言葉が違う人たちと新しい場所で触れ合える経験は、勉強になることだらけです。
違う国の人たちと一緒にグループを組めるからこそ、タイに行きたいと思いました。

ルアン:メンバー全員チャレンジャーなんです(笑)。

イーユー:『CHUANG ASIA』という中国のオーディション番組がタイで開催されることは素晴らしいことだと思いましたし、中国人が中国だけではなく、他の国で様々な国の人たちと一緒に活動することは、とても意義があるのではないかと感じています。

ーータイの方たちは「中国の有名なオーディション番組がタイにやって来た!」ということで、他のオーディションとは全く違う印象を持ったんじゃないですか?

イェンそれはありますね!凄く良い機会だと思いました。『CHUANG ASIA』はとても有名な大規模オーディション番組だとは知っていたので、タイで開催されると聞いた時に、絶対にこのチャンスを逃したくないと思ったんです。

ルアン:おー!良い事言うね!

イェン(得意げに頷く)

ペリウ:私は小さい頃からアイドルになることが夢だったんですよ。だからこういう大きなオーディションに参加したいと思っていました。しかも今いるメンバーは違う国の人もいるから、将来それぞれのメンバーのいる国でも仕事ができるって言うのが魅力でしたね。

ーーぺリウさんは「ミス・グランド・インターナショナル」の準ミス・タイランドだったんですよね?

イーユー&イェン&ルアン&ディディ:そう!ミス・タイラーンド!(王冠の形を模して、盛り会上げる)

ペリウ:えーっ(照れる)

ーーだからGen1esのクイーン担当なんですね!

ルアン:そうなんですよ!そうなんですよ!一番セクシーです!

イ―ユー:そう!セクシー担当です!

ルアン:寝ていても食べていても、いつもセクシーです。

ーーちょっと、状況が想像できない(笑)。

ルアン:…(爆笑)。

シェヤオ:私の場合はちょっと親が心配していました。私は2022年、中国の『CHUANG ASIA』のオーディションに参加していたので「自分の国でデビューすれば良いのに」って言われたことがあります。今回は違う国なので親は寂しいのかも。
でも今回は私にとって最後の希望のオーディションだったので、タイに来ました(笑)。

一同:(拍手)

エマ:私はまだ17歳なので、親が心配しています。でもアメリカに住んでいたこともあるので、あまり生活は変わらないだろうと送り出してくれました。

ワンクー:私も子どもの頃からシンガポールにいたのと、人生の半分は中国外にいたので、タイでのデビューも生活も変わらない感覚です。

ーーその点、マレーシアのイリンさんは、タイとマレーシアが近いから、良かったですね。

イリン:そうなんですよ。何かあるとちょくちょく帰国しています。マレーシアとタイって2時間で行き来できるんですよ。

ペリウ:ええっ?そんなに近かった?タイ国内と変わらないじゃない!

イリン:そうそう。2時間!

イーユー:実は Gen1esのメンバーは全員、何かしら海外で生活をしたり、インターナショナルな活動をしてきたメンバーしかいないんですよ。

ーーああ、だから皆さん英語もうまいし、凄くフレンドリーなんですね。

ルアン:バンコクでも楽しく自由に溌溂と生活しています。

 

イェン

 

9人バンコク暮らし満喫中

ーーメンバー間で盛り上がる話や、今流行っていることはありますか?

ルアン:これだけ国が違うメンバーが揃っていて、言語が違うのに、意外と笑いのツボが一緒なんですよ!
一緒に疲れて、みんなで壊れるくらいにクレイジーになったり、みんなで爆笑したり、泣いたり、誰一人置き去りにならないですね。
ただ、私が時々「あれっ?」って思うのはやっぱり言語が違うから「何だ今の言葉は?」って思うことがあるかな。

ディディ:私たちみんな同じ家で生活しているんですよ。しかもオーディションの時から(笑)!

ワンクー:二つの部屋に分かれてはいるんですけど、それもあって今も凄く楽しく話していますね。

ルアン:メンバーによっては、オーディションから部屋が同じ場合もあるんですよね。

 ーータイのメンバーは、他のメンバーに観光案内はするの?

 ペリウ:あるある!私とイェンで、ルアンとワンクーを連れて、写真を撮りにでかけました。

 ルアン:観光地に連れて行ってくれました。

ワンクー

 

バイクタクシー9台で、バンコクの街中を駆け抜ける

ルアン:あとは、最近初めて9人で食事に行きました。住んでいる家のリビングで一緒にご飯を食べることはありましたけど、このメンバー全員で外食するのは、初めて。

イエン:そうそう!みんなでバイタク乗ったね(笑)!

イ―ユー:1.2.3.5.6.7.8.9…GO(笑)!

ルアン:しかもアプリでバイタク9台呼んで、全員一緒にスタートして

 ーーバイタクの運転手さんたちはびっくりしてたでしょう?

ルアン:あれ?チャンピオン?って(笑)

ディディ:「え?一緒に行くの?じゃあレッツゴー!」って感じで(笑)。

ルアン:その時は韓国料理食べに行ったよね。
最近はそんな感じでアイスクリーム食べに行ったり、みんなで出かけることも増えました。

シェヤオ

 

タイ料理の辛さは舌にくる・中国料理の辛さは喉にくる

ルアン:タイ料理も好きですよ。練習時間はみんなでタイ料理を食べます。ソムタムとか!でも、もの凄く辛いじゃないですか?だからその後の練習は5分くらい、辛くて集中できない(笑)。

 ーー中国にも辛い料理があると思うんですけど、タイ料理と辛さは違う?

イーユー:中国の辛い料理は油と調味料を調合した料理が多いですね。マーラータンとか。

ルアン:タイ料理は舌にくる辛さで、中国料理は喉にくる辛さ!

イエン:あははは!イエス、イエス!

 ーータイでもマーラータン流行ってますよね。

ルアン:そう!ペリウとイェンはマーラータン大好きですよ。

ーー私もタイ人の友達にマーラータン流行ってるから行こう!って誘われてバンコクで食べました。めちゃくちゃ辛くて美味しかったー。

ユー:えー!本当ですか?嬉しい。いいですねー(親指を立てる)!

 

 リーダーのイーユーがクセ強メンバーたちを斬る!メンバ―のココが面白い!

ーー9人をまとめるイーユー・リーダーですが、それぞれのメンバーのここが面白い!というポイントを教えてください

一同:えー(爆笑)!

ユー:まずルアンなんですけど、化粧ができません

ルアン:…(爆笑)。

 ーーどういう意味なんですか(笑)。

ユー:ゼンゼンダメデス(日本語)。まずこだわりの化粧品のブランドもなし、メイク道具を持ってない!

ルアン:(ちょっと怒った顔)

ディディ:だって今日はどうしたの?

ルアン:今日はメイクさんにやってもらってるからね。

イエン:まあ、元々かわいいから大丈夫よ(笑)

ルアン:今東京のホテルでイーユーとはルームメイトなんですけど「明日何時に起きようね」って言って寝るじゃないですか。イーユーは私はメイクが早いから、すごく驚くんですよ。

ユー:仕方がない。メイクは私が教えるよ(笑)。ペリウは…。

ペリウ:(変な事言わないでね、というようにイーユーを見る)

ユー:(笑)…。ペリウはバンコクの家で、ルームメイトなんですけど、スキンケアをしている姿が面白いです。

一同:(爆笑)

ーーそんなに面白いんですか?逆に見たくなりますよね。

ルアン:私動画持ってますよ。部屋のドアをノックするから誰かな?と思ってドアをあけたら、パックしたままのペリウが「I have a Pen♪」って歌いながら、ピコ太郎の『PPAP』の真似してるんですよ。

ーーミスタイランド、何か行動とビジュアルが不釣り合いでは?

ペリウ:(爆笑)。

ペリウ

イェン:ノースマイルだと本当にカッコイイ、クールビューティーなんですけどねえ。

ユー:イェンは…(じっとイェンを見つめる)

イェン:…。

ユー:ただただ、面白い(笑)。

ルアン:オーバーリアクションだよね!

ユー:メンバーの中で一番身長が低いんですけど、一番リアクションが大きいんですよ。さらにレッスンやその日のスケジュールが終わったら、ひっくり返ってドラマを見ています(笑)。

ルアン:(寝ころんでリモコンをいじっているふりをしながら)「あら、今帰ったの?」って(笑)。常にそんな感じです。

ユー:イリンはマレーシア・ジョークがヤバいですね。

 ーーマレーシアジョーク(爆笑)?

ユー:みんながワーッとしゃべっている時に、ひと言で笑わせる。その一言がめちゃくちゃ面白いんですよ。急に一言だけ爆弾を落とすような(笑)。

ルアン:多分、覚えてる言語も多いし、言葉の表現が上手いからできることだと思うんですけど。

イリン:ハイ!スゴイ!

ルアン:こういうところです。

ユー:ワンクーはね…精神状態がちょっと…。

 ーー精神状態(笑)?ハイテンションなのかな?今お目にかかっている感じでは、すごく静かで美しいイメージなのですが…。

ユー:あー、それを言うと…顔だけ物静かですね(笑)。

ワンクー(笑)

ルアン:今日だけおとなしいです(爆笑)。徐々に出て来ると思うんですけど。

ユー:表情が豊かなんですよね。変顔もちょっとヤバいし(笑)。

ワンクー(ちょっと変顔)

ユー:シェヤオは―…(黙って顔を見つめる)

シェヤオ:…。

ユー:怒らせるとめちゃくちゃ面白いですね(笑)。

イリン:あと常に「お腹減った!お腹減った!」って言ってます。

シェヤオ:ああー(笑)。

ルアン:私はルームメイトなんですけど、朝起きると「お腹減ったー」。夜寝る時も「お腹減ったー!」って言ってます。

ユー:ディディは毎日ハローキティの話ばかりですね(笑)。

ディディ:聞いてください!「オネエチャン、オネエチャン!ハロー、キティー、ヤキタテノポップコーンハイカガ?」

ルアン:これ私が教えた日本語です。

 ーーどこで使うんですか(笑)?その日本語!

ユー:エマは私が育てた子どもみたいなものですからね。オーディション番組の時からずっとお世話してますし。

エマ:(頷く)

イーユー:一番年下っていうこともあるんですけど、突然子どもみたいな面が出て、そういうところがかわいいなって思います。

エマ

 

 リーダーのシャオ・イーユーはどんな人?

 ーー逆にリーダーのイーユーさんはどんな人ですか?一番お姉さんのペリウさん、お願いします。

ルアン:年齢的には、ペリウが一番おねえさんなんですけど、もう全然逆転!イーユーがお姉さんみたいで、ペリウは妹みたい!

ペリウ:私、変顔しないとかっこいいでしょう?
うーん、何が良いかな?何が良いかな?そうですね―…。責任感がとても強い人で、リーダーにふさわしい人だと思います。

一同:おおおおおお!

イーユー:ペリウはギャップが凄いんですよ。外見はクィーンなのに、中身がもう…(笑)。

ーーなんか強烈なキャラクターが集まっていますね(笑)。

ルアン:そうなんです。私たちクセが強いんです。

 一同:(爆笑)

イーユー

 

日本でも有名な欧陽菲菲の姪、ディディ

 ーーディディさんは欧陽菲菲さんの姪なんですよね。日本ではある一定の年齢以上の人は知らない人がいないくらい、有名な歌手なんですけど

ディディ:はい!そうです!

 ーー身内に有名な方がいると、言われることを嫌がる人もいますがディディさんはどうですか?

ディディ:私はとても誇らしく思います。先輩として尊敬する存在ですね。だって彼女は歌っても踊っても息切れしないんですよ!実は昨日一緒にご飯を食べに行ったんですけど、どうしたら息切れせずにパフォーマンスできるか、聞いてしまいました。先輩として学びたい事がたくさんあります。

ーーうわあ、本当ですか!?昨日欧陽菲菲さんとご飯食べたんですね(感涙)!Gen1esについては何か言っていましたか?

ディディ:「とってもかわいい」って言ってました。フレッシュでいいグループだって。

一同:おおお(歓喜)!

ディディ:みんなも一緒にご飯食べに行ければうれしいけどー。ちなみにもう一人の叔母は日本でレストランをやってますよ。

ーーディディさんは日本に縁がありますね!

ディディ

 

原宿はとてもショッピングしやすい街

 ーープロモーション来日なので、とても忙しいと思うのですが、日本ではどこかに遊びに行けましたか?

ルアン:昨日みんなでショッピング行ったよね

イェン:ハラジュクー、シブヤー!

イリン:私、イェン、エマ、ディディ、シェヤオは一日中、原宿で買い物していました。

 ーー1日中?何を買いましたか?

イリン:コスメでしょ?服でしょ?シューズでしょ…日本のスタイルは凄く素敵です。

イェン:日本のコスメは最高です!私はいつもはそんなにショッピングに興味がないんですけど、日本ではたくさん買いました。

ディディ:原宿はひとつのショッピングセンターや町に、流行りのブランドが全部集まっているんですよ。それが凄く便利だなって思いました。

ーー他の国はそんなことはないんですか?

ルアン:私たちの好きなY2Kファッションや、K-POP系のファッション、ビンテージ物になってくると原宿に集まっているんですよね。だからメンバーはそう感じてるんだと思います

ディディ:あと、出発までにドンキに寄りたいかな?

ペリウ:私も!ドンキに行ったら、クッキーにチョコレートがはさまってる…白い恋人を買って帰るっ!

ルアン:私も日本のラーメンを山のように買う予定です(笑)。あとはいつか来日した時に時間が合ったらみんなでディズニーリゾートに行きたいねって話しているんですよ。

一同:(頷く)

イリン

 

A-POP(ASIA POP)を世界中に広げたい

 ーー『LUCKY BELL』はK-POPの超有名プロデューサーさんが曲を手掛けているので、曲自体は完全にK-POPだと思うんですけど、今後Gen1esはどんな方向に向かうんでしょうか?他のジャンルにも挑戦していきたいですか?

ルアン:私たちはグローバルユニットというのが最大の特徴だと思うんですね。
今後はK-POPでもC-POPでもT-POPでもない「A-POP(ASIA-POP)」という、私たちにしかできないジャンルを切り開いていきたいですね。
8月22日リリースのEP「Hourglass」も、私たちにしか出せないかわいさ、かっこよさが詰まっています。ぜひ聴いていただきたいなって思います。
将来的にはそれぞれのメンバーの国の特徴に合わせた曲もやってみたいですね。
例えば、タイだったら今ちょっと強い印象の「ガールズクラッシュ」が流行っているんですけど、私たちもそういったジャンルにもチャレンジしたいねって言ってるんです。

ーー腑に落ちました(笑)!実は『LUCKY BELL』を聴いてたので、Gen1esの印象はK‐POPだったんですけど、韓国のメンバーはいないし、ちょっと不思議に思っていたんです。とはいえ、K‐POPグループもグローバルユニットが多いからそっちの方向に行くのかな?って思っていたんですよね。
「A-POP」っていうアジアを代表するジャンルをつくり上げていくグループなんですね!スッキリしました!

ルアン:そうなんです。私たちにしかできない、どこの国のものでもないけれどアジアのジャンルとして「A-POP」を世界中に広めて行けたらいいなあって思っています。

ルアン

 

日本のファンの皆さんへ

ーーでは最後に、日本のGen1esのファン、日本のW1NGsの皆さんにメッセージをお願いします。

ユー:実は今回の来日はラッキーベルの最後のプロモーション期間なんです。8月22日には新しいEP「Hourglass」が発売されるので、一番良い時期に日本にプロモーションに来れたと思っています。
日本のW1NGsの皆さん、ありがとうございます。
日本にファンの方がいることが、とてもうれしいです。
デビューしてから4か月たちましたが、これからも、もっと会える機会ができればいいな。新しいEP「Hourglass」も期待して聴いてくださいね。

ーーさすがリーダー!

ルアン:私は日本人だから、デビューした時から日本でパフォーマンスできれば良いなと思っていました、こんなに早く日本に来れたことが本当に嬉しいです。

ーーそうですよね。デビューして4か月で日本に来れて良かったですねー。

ルアン:はいっ(喜)!この9人で新しいEPと共に活動していくので、温かい目で見守ってくれると嬉しいです。

ペリウ:日本には初めて来たんですけど、本当に美しい国。全てに感動しています。今後も、もっと日本に来れるようになりたいです。応援よろしくお願いします

イェン:今回、 THAI EXPO TOKYO 2024というタイの文化を伝えるステージに、このメンバーで参加できたことを誇りに思っています。ありがとうございます!

イリン:コンニチワー!ヨロシクオネガイシマース!
本当に日本に来れてハッピーです!こんなにきれいな日本という国の方が応援してくれていることが嬉しい。
えーっと
「ワタシハ、(日本のファンの皆さんを)アイシテル!」

 ーーおお!すごい。日本語(笑)!

 一同:拍手

ワンクー日本のファンに会えてうれしいです。今後もっとたくさん日本に来れたら良いなあって思います!

シェヤオ:日本のファンの皆さんありがとうございます!私たちのファンダム名が「W1NGs」です。「W1NGs」の皆さんと一緒に世界中に広めていきたいと思っています。

ディディ:日本の「W1NGs」の皆さんコンニチハ―!
今回はルアンの故郷に来れたことがとてもうれしいです。日本のファンの方を連れて他の国にも行きたいですね!『LUCKY BELL』を日本でパフォーマンスできたことに非常に意義を感じています。新しいEPも期待して下さいね!

エマ:コンニチハ―!初めて日本に来て、こんなにファンの方がいるなんて思っていなかったです。新しいEP期待してくださいね!ダイスキデス!

 ーーありがとうございました!

 

取材を終えて 

明るい上に賑やか、そして溢れ出る個性と可愛らしさが眩しい9人だった。

タイでは約10年ほど前からオーディション番組が人気となり、ここ数年はサバイバルリアリティ番組や視聴者が投票できる参加型のオーディション番組が大流行。そんなタイに、中国を代表する大型サバイバルオーディション番組『CHUANG ASIA』が参入!
それだけタイのオーディション番組市場がアジアからも熱い注目を浴びていると言うことだ。

タイだけではないアジアの才能の中から選抜された9人は、想像を遥かに上回るエンターテイナーたち。
日本には『CHUANG ASIA』の番組を見ていたファンも多く、 THAI EXPO TOKYO 2024のパフォーマンスや、ファンミーティングでの日本の「W1NGs」との交流が9人の心にあたたかい思い出として刻まれていた。

現在は、タイ・中国をメインに、韓国、日本と活動範囲を広げているGen1es。将来的にはそれぞれのメンバーの故郷でパフォーマンスしてみたいという夢がある。
ファンの力強い翼に乗って、アジアから世界にGen1esの夢であるA-POPの世界拡散を叶えていただきたい!

取材・文:吉田彩緒莉(Saori Yoshida/Interview・text)
撮影:沢多泰季

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