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第21回目 魔都アムステルダムで旅育

2012年4月2日 配信

たびえもんの「子供と歩きたい世界の街角」

tabiemon こんにちは、ぼく、たびえもんです。
いよいよ4月、「旅に行きたくなるカフェ」の開業スケジュールをお知らせします。じゃーん、こちらです(http://tabiiku.org/tenpo/koyomi.html)。ご来店お待ちしています。

さて。魔都という言葉があります。俗にロンドン、上海、そして京都が世界3大魔都といわれているそうですが、ぼくはアムステルダムが一番じゃないかと思っています。

その理由は、表の顔と、裏の顔が大きく違っているからです。美しい運河とレンガ造りの建物、アンネ・フランクの家やゴッホ博物館といった観光地のイメージは、もちろん表の顔です。

裏の顔は、このコラムの主旨にふさわしくないので書きません! でも、知ってる人は知ってますよね??

子供が小さいときは「表の顔」だけを見せて、成長してきたら、実は「裏の顔」もあることをそっと教えてあげる。世の中には必ず負の側面、隠された部分があるって教えてあげることも、親の大事な役割じゃないでしょうか。なんて…。

アムステルダムの海抜は0メートル。河口を干拓してつくられた都市で、街じゅうに運河が張り巡らされています。「世界は神が造り、オランダはオランダ人が造った」なんて言われているそうですよ!

道路より高いところに運河があったり、ゴッホの絵なんかで有名な跳ね橋があったり。絵になる風景が多いので、子供と歩いていても飽きない街だと思います。もちろん定番の運河クルーズもね!

女の子だったらおすすめは、郊外のブルーナ博物館。そうウサギのキャラクター、ミッフィ―の博物館です。アムステルダムから郊外電車で、ユトレヒトまで。所要時間は40分くらいです。電車の本数も多いので日帰りで簡単に行って帰ってこられますよ。

ひょっとしたらアムステルダムの中央駅を見た子供が「東京駅のまねっこだ」なんて言うかもしれません。アムステルダム駅のほうが20年以上古いことをそっと教えてあげて下さい。

もう1つ、アムステルダムで外せない観光ポイントは、アンネ・フランクの家です。子供にどう教えるかは難しいところですが、本棚の隠し扉など、きっと興味津々のはず。

う~ん。これぞ旅育。とっても奥深い街だと思いませんか?

(2012年4月2日掲載)

たびえもんの「子供と歩きたい世界の街角」たびえもん
株式会社たびえもんの広報部長兼マスコットキャラクター。 平安時代の竹林で生まれたタケノコ。世界中のいろんな国、いろんな時代を旅して、現代の日本にやって来た。 東京・練馬にカフェと旅行会社が一緒になった「旅に行きたくなるカフェ」をオープンすべく、準備に奔走している(2012年4月開業予定)。 憧れの人は、かぐや姫。将来の夢は、空高くまっすぐ伸びる青竹になること。 ★たびえもん(http://tabiiku.org
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