こんにちは、ぼく、たびえもんです。
おかげさまで、このコラム連載も10回目になりました。
新しく読み始めてくれた読者もいるかもしれないので、改めて自己紹介します! ぼくは、旅することが大好きなタケノコです。世界中のいろんな国、いろんな時代を旅して、現代の日本にやって来ました。よろしくね!
さて。世界にはいろいろな言葉がありますが、一番簡単だといわれている言語は、何語だか知っていますか?
日本語? いいえ。日本語は世界で2番目に難しいんですって。漢字とひらがなとカタカナ、世界でも珍しく3種類の文字を使い分けるからかなぁ?
正解はマレー語(および近戚関係にあるインドネシア語)です。文法変化が少なくて、発音もしやすいんですって。日本語とも奇妙な類似点があって、「あなた」のことをマレー語では「アンダ」って言います。「どういたしまして」は「サマサマ」です。親近感が沸いてきませんか?
そんなわけで今回はマレーシアの首都クアラルンプール。マレー系、中華系、インド系が交ざった多民族都市のため、共通言語は英語。かつてイギリスの植民地だったこともあって、英語がとても通じやすい街です。
でも、せっかくマレーシアに来たら、がんばってマレー語に挑戦してみませんか? 世界一簡単といわれるマレー語ですから、行きの飛行機の中のにわか学習でも、数日間の滞在中でも、ちょっとは喋れるようになるかも?
お父さんやお母さんよりも、物覚えの早い子供たちのほうが、ささっとマレー語をマスターしちゃうなんてことも、あるかもしれません。
英語で話すよりも、片言でも現地の言葉を使ってみるほうが、ぐっと地元の人の反応は明るく、すぐに仲良くなれること請け合いです。
最後にもう1つ、マレー語の超重要単語を教えてあげます。
竹は英語でバンブー(bamboo)ですが、語源はマレー語の(bambu)なんですよ。クアラルンプールの街角で、ぜひ使って下さいね!
(2012年3月10日掲載)
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