こんにちは、ぼく、たびえもんです。
ん? 何者だお前、という人は、第1回目のコラムを読んで下さいね。
子供と歩きたい世界の街角、まずはソウルから行きましょう。ハワイ、グアムに次ぐ、子連れ海外旅行の人気第3位です。日本からの距離が近く、地方都市からの路線も豊富、日本語も通じやすいので、子連れ旅行の入門編として最適です。
ソウルの街は、風水をもとに造られています。北に北漢山という山があり、南に漢江という大きな川が流れています。かつて王宮があった景福宮は、風水の龍脈が集まるポイントなんですって。
見どころの多い中心部ですが、ぼくのおすすめは南大門市場。子供服の問屋街があります。安くて品ぞろえも豊富なので、よかったら覗いてみては?
2005年に復元された清渓川沿いも、ぜひ歩いてみて下さい。高速道路に覆われていたのが大工事により撤去され、今では全長5.8キロの散歩道。緑地帯あり、噴水ありで、ソウル市民の憩いの場となっているんです。
東京でも、日本橋を覆う首都高を移設しようという構想がありますが、その成功モデルが清渓川。未来の子供たちのためにどんな街づくりが望ましいのか、思いつつ散策してみるのもいいかもしれません。
現在のソウルは人口1000万人を数える大都市、漢江の南にも市街地が広がっています。オリンピックスタジアムのある蚕室(チャムシル)や、子供連れに人気のロッテワールドは、この江南地区にあります。
市内の移動は地下鉄が便利。漢字表記もあるので、初めての人でも乗りやすいです。ベビーカーを押して乗車していたら、慣れた地元の人だと思われて、道を聞かれちゃうなんてこともあるかも? そんなときは「イルボン(日本)」と答えたら、旅行者だと分かってもらえます。
え、ぼくはなんて答えるのかって? 韓国語でタケノコは、「チュクスン」っていうんですよ!
(2012年2月23日掲載)
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