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今回訪れたランタ島(Koh Lanta)は、タイ南部クラビ県の南端にあるアンダマン海に浮かぶリゾートアイランド。周辺にはシュノーケリングやスクーバダイビングのスポットが点在しており、ランタ島を中心としたランタ諸島は国立公園に指定されています。ランタ島は、特に欧米人に人気が高いようですが、日本人にはまだ馴染みが薄いようです。
そんなランタ島で宿泊したのが、「ピマライ・リゾート&スパ(Pimalai Resort & Spa)」。高台のレストランやインフィニティプールから眺める絶景や、900メートルも続く目の前のビーチが印象的なラグジュアリーリゾートです。
バンコクからランタ島へ向かうには、まずはクラビ空港へ。この日はスワンナプーム国際空港からベトジェットエアに搭乗し、約1時間20分の快適なフライトでクラビ空港に到着です。
なお2021年10月現在、クラビ県に入域するには、ワクチン接種証明、またはATKかPCR検査での陰性証明のどちらかが必要です。
※ワクチン接種証明は、シノバックかシノファームであれば2回接種、アストラゼネカ、ファイザー、モデルナ、またはジョンソン&ジョンソンであれば1回接種が必須で、到着の14日前には接種を終えていなければなりません。
「ピマライ・リゾート&スパ」の宿泊料金には、空港からの送迎も含まれています。クラビ空港に到着するとスタッフさんに迎えられ、専用のバンの乗ってランタ島へ向けて出発です。
バンに揺られること1時間ほどで、本土からランタ島に渡る船着き場へ到着。「ピマライ・リゾート&スパ」専用の船着場から、「ピマライ・リゾート&スパ」専用のボートに乗ってランタ島へ渡ります!
この日はボートには10分ほど乗っただけでランタ島側に渡り、そこから再びバンに乗って40分ほどで「ピマライ・リゾート&スパ」に到着しました。なお、シーズンによっては、ボートで直接ピマライ・リゾート&スパ」の目の前まで行けるそうですよ!
「ピマライ・リゾート&スパ」に到着すると、いかにも南国リゾート風のオープンエアのロビーでチェックインをします。レモングラスのウエルカムドリンクが、移動の疲れを癒やしてくれるのです。
ロビーの横には蓮が浮かぶ池。
良く見てみると、ちっちゃくて可愛いカエルちゃんたちが、花と葉の上で日向ぼっこをしていました。
ジャングルを切り開いた場所にあるホテルですから、他にも敷地内には動物が沢山。野鳥が飛び回るのはもちろんのこと、部屋の前をカタツムリや大きなトカゲが歩いていたり、さらにはプールにサルも出現したんです。
ロビーから客室まで続く道も、自然でいっぱいです。南国のジャングルなどは日本では見ることの出来ない景色ですね。
今回宿泊したのは、「PAVILION SUITE TWO BEDROOMS with GARDEN VIEW」というヴィラタイプの客室でした。
ロビーから客室まで歩くことも出来ますが、この時はトラックで移動。
このトラックには丘の上のレストランへ向かう時など、滞在中は何度となくお世話になりました。
宿泊した「PAVILION SUITE TWO BEDROOMS with GARDEN VIEW」の入り口がこちら。
門を開くとその先はウッドデッキになっており、ゆっくりくつろげるようにチェアーも設置されています。
ウッドデッキから見えた景色がこちら。海も見えて、波の音が聞こえてきます。
室内は、リビングと寝室とバスルームに別れています。
天井の高いリビングルームには消毒用のアルコールが置かれ、
「ピマライ・リゾート&スパ」オリジナルのマスクも用意されていました。
またバーコーナーには、フルーツの盛り合わせと、南国気分が更に高まること間違い無しの丸ごとココナッツジュースも!
寝室には、大きなベッドとデスクとソファー、さらにテレビ。窓の外はウッドデッキで、テーブルも置かれています。
ラグジュアリー気分をさらに高めてくれるのが、バスルームですね。大きなバスタブが中央にあり、バスソルトも自由に使用できます。
カップルで宿泊しても、朝の準備に困らないように洗面所は2つ。
そして、シャワーとトイレです。
さらに宿泊した客室の他に、丘の上のさらにデラックスなプール付きの眺めの良い客室を見せてもらいました。
なお無料のWi-Fiは繋がりも良く、スピードも早く、動画の視聴も全く問題ありませんでした。
「ピマライ・リゾート&スパ」での食事は、丘の上のレストラン「ザ・セブン シーズ(The Seven Seas)」へ!
宿泊料金には「ザ・セブン シーズ」での朝食も含まれており、オープンは午前6時半からです。
この日は、朝食一番乗りを目指して6時半過ぎに「ザ・セブン シーズ」へ。
屋内席も良いですが・・・
海が眺められる屋外の席を選びました。
やはり絶景を目の前にしての朝食は、格別。改めて「ランタ島だな~」「これがピマライなんだな~」と思うのでした。
なお、この日はコロナ規制が緩和され旅行ができるようになったばかりの2021年10月の平日。朝食ビュッフェは行っておらず、メニューから好きなものを注文するシステムでした。もちろん食べ放題ですよ!
なおサラダ、ドリンク、パンなどはビュッフェスタイルとなっています。
テーブルにあるQRコードを読み込みと、メニューのページにジャンプ。そこから好きなものを、好きなだけオーダーします。頼まなくてもフルーツたっぷりの盛り合わせも出てくるので、食べ切れるように計算にいれてくださいね!
いくつかの玉子料理のうち、個人的なお勧めが「Egg Benedict – Pimalai」。重ねられたイングリッシュマフィン、グラブラックス(サーモンマリネ)、ポーチドエッグにたっぷりのオランデーズソースをかけたもので、カリカリのベーコンと添えられた野菜とともに、一気にいただいてしまいました。
もちろん定番の目玉焼きや
オムレツ・・・
そしてタイの定番朝食の一つである、カイガタ(ไข่กระทะ)も。玉子とソーセージをフライパンで焼いたものですが、ベトナムからタイ東北部に伝わった料理なのだとか。
さらにチーズとハムの盛り合わせ「Cold cut & cheese」。
ピマライの名が付いたからにはお勧めの一品に違いない、フレンチトースト「Pimalai’s French Toast」。
そしてフルーツの盛り合わせです。
たっぷりと美味しい朝食をいただいて、1時間ほどで部屋に戻りましたが。この日の昼過ぎ、改めて「ザ・セブン シーズ」訪れたのは、タイ料理教室に参加するためでした。
「ピマライ・リゾート&スパ」でのアトラクションの一つとしてお勧めなのが、タイ料理教室。せっかくの機会なので、いくつかのタイ料理を覚えたいですね。
この日のメニューは、おなじみの「トムヤムクン(ต้มยำกุ้ง)」、グリーンカレー「ゲーンキアオワーン(แกงเขียวหวาน)」、牛肉和え「ヤムヌア(ยำเนื้อ)」の3品です。
「CHEF」と書かれたエプロンをかけて、本物のシェフの指導通りに作っていくと、とっても美味しいタイ料理の出来上がり。海に囲まれたランタ島ですから、「トムヤムクン」のエビもとっても新鮮です!
そんな訳でこの日のランチは、自分たちで作った料理をいただきました。
夕方に訪れたのが、目の前がビーチの「RAK TALAY BEACH BAR AND RESTAURANT」。日の入りの時間が丁度ハッピーアワーとのことで、サンセットを眺めるためにやって来ました。
2021年10月現在は、コロナ規制でアルコールの提供は禁止。モクテル(ノンアルコールカクテル)で女優の名前が付いた「Shirley Temple」(190バーツ)を飲みながら、暗くなるのを待ったのです。
夕食も「ザ・セブン シーズ」へ。
和食こそ有りませんでしたが、タイ料理やシーフードBBQ、そして本格な洋食メニューが揃います。
今回いただいた料理の数々は・・・。
海に囲まれたランタ島ですから、シーフードは外せません。
マグロやフォアグラ、牛肉のステーキも・・・。
スイーツは、たくさんの種類のアイスクリームから、ティラミス、そしてタイならではのマンゴーともち米とココナツミルクのスイーツ「カオニャオ・マムアン(ข้าวเหนียวมะม่วง)」も忘れずに!
移動や遊びの疲れを癒やしてくれる「Pimalai Spa」へ。
アロマオイルのマッサージでは、6種類の中から好みの香りのオイルを選びます。
スパルームに向かう途中で、セラピストさんの記念写真を1枚。
広々としたこの部屋を独占し、あっと言う間の1時間。ラグジュアリーなリゾートホテルに相応しいく、セラピストさんの腕も確かでした。
「Pimalai Spa」では、無料のワークショップも開催しています。この日はアロマティック・ハーバル・ポーチ作り。レモングラスやミョウバン、木炭などを詰めたポーチを部屋に置けば、そこからの爽やかな香りでリラックス。1週間ほど持つそうです。
「ピマライ・リゾート&スパ」の目の前は美しいビーチが広がり、丘の上には絶景のインフィニティプールがあります。客室も快適で、1日中ホテル内で過ごしたいという気持ちは十分にわかりますが、ちょっと外に出てみるのもお勧めです。
今回はローク島へのシュノーケリングツアーに参加。(1名3200バーツ)。ドリンクに食事、シュノーケルも用意されていますので、手ぶらでの参加も問題ありません。
ランタ島の船着き場から、1時間ほどで青い空とエメラルドグリーンのローク島へ到着。
ローク島の海は透明度が抜群で、まるで水族館の中を泳いでいるかのように、たくさんの種類の魚を見ることが出来ました。さすがタイで最も美しい海の一つとも言われるローク島です。ランタ島を訪れたからには、ぜひともローク島を訪れることを強くお勧めします!クマノミやフグも可愛かった!!!
さらに、希望者はローク島に上陸が可能。美しすぎるビーチが堪能できるんです。
別の日にはなりますが、ランタヤイ島最南端で、ランタ諸島国立公園の事務所があるタノード岬(レームタノード)を訪れてみました。
丘の上の上の灯台。
自然いっぱいの美しいビーチ。
ずっとホテル内で過ごすのも快適ですが、外に飛び出すのも気持ちが良いものですね!
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タイは2021年11月1日から、新型コロナウイルスワクチン接種済みの旅行者の隔離無しでの受け入れを開始。さらに11月2日には雨季が明けて、非常に過ごしやすい天気が続く旅行ハイシーズンに入りました。この機会に、日本からバンコクを経由し、ランタ島を訪れるバケーションを計画してみてはいかがでしょうか。
Pimalai Resort & Spa
[住所]
99 Moo 5, Ba Kan Tiang Beach, Koh Lanta, Krabi 81150 Thailand
[電話]
02 320 5500
[LINE]
@pimalai
[Email]
reservation@pimalai.com
[ウェブ]
https://pimalai.com/
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