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日本の“本物”の黒豚が食べられると聞いて夕食に向ったのが、バンコク・スクンビット通りソイ47のコミュニティーモール「レインヒルバンコク」(BTSプロムポン駅とトンロー駅の中間辺り)。ここの3階に「あじと 黒豚しゃぶしゃぶ バンコク店(AJITO Kurobuta Shabushabu)」があります。
鹿児島の黒豚〝六箇条〟が味わえるしゃぶしゃぶ専門店「あじと」は、東京の吉祥寺や三軒茶屋や西麻布、福岡などで6店舗を展開する人気店。そんな「あじと」が2023年3月1日に初めてタイ・バンコクの日本人が多く住むエリアに進出して来ました!
タイのレストランでは、時々「Kurobuta」というメニューを見かけることがあるのですが、どうやらこれは我々日本人が考える日本産の「黒豚」とは別物のようです。一方で「あじと 黒豚しゃぶしゃぶ バンコク店」の店頭には、鹿児島黒豚を輸入していることを証明する盾が置かれており、提供されているのも正真正銘の本物。我々が望んでいる「黒豚」がここにはあるのです。
なお、「あじと」では、鹿児島産の自然の恵み豊かな大地で育てられた良質な六白黒豚を使用。公式サイトによるとその魅力はこちら。
・コラーゲンたっぷりの健康食材
・何にでも合う、万能食材
・キメが細かく柔らかな肉質
・臭みがなく、豊かで深い風味
・誰からも愛される無類の味わい
・飼料のサツマイモにより、脂に甘みが凝縮」
この日に「あじと」でいただいたのは、おすすめメニューの一つである、鹿児島県産六白黒豚しゃぶしゃぶの「さくらコース」(1999バーツ)でした。
まずは日によって変わるという前菜。この日は鴨のスモーク、ブリの南蛮漬け、冷製茶碗蒸しの3品で前菜からこんなに美味しいものを出されたら、後からやってくるであろう黒豚への期待はますます高まるばかり。
さらにサーモンの刺し身・・・
黒毛和牛の肉寿司と続き、さらに期待が高まる中で、いよいよメインの登場です。
しゃぶしゃぶといえばポン酢と胡麻ダレでいただくのが一般的ですが、「あじと」では秘伝のお出汁にたっぷりとネギを入れていただきます。「お出汁だけでは物足りないのでは?」と思う人もいるでしょうが、それは大間違い。黒豚の美味しさをさらに引き出すのが魔法のお出汁です。
なお、日本の「あじと」の店舗では何も言わなければお出汁だけが提供されるそうですが、バンコク店ではポン酢と胡麻ダレが提供されます。香り高い柚子胡椒もお好みで。
そして姿を見せた黒豚(写真は3人前)。
野菜盛りには、モヤシにニンジン、カイワレ大根にレタスに豆腐。
こちらがロース。
そして豚バラ。豚バラが3人前も盛り付けられると、薔薇の花が開いたかのような美しさです。
「どうやって食べたら良いですか?」と店員さんに聞いてみると、まずは豚バラをお出汁で食べて味わってほしいとのこと。
しゃぶしゃぶとお湯の中で泳がせて・・・
火が通ったところで、お出汁に投入。そして一口・・・旨い!豚肉の旨味が引き出されて、お出汁だけでこんなに美味しいとは。日本ではポン酢も胡麻ダレも出さないという理由はすぐにわかりました。
あとは鍋に野菜と黒豚を入れて、ひたすら食べるのみ。
黒豚と野菜を一緒に食べるのがオススメなのだとか。
食べ慣れたポン酢も、やっぱり美味しいですね!
締めはうどん。既にお腹いっぱいでしたが、うどんは別腹ですね(笑)。<ラーメンも選べます>
最後にアイスクリーム(黒糖とくるみにバニラアイス)でこの日のコースは終了です。
またすぐに黒豚の味わいを思い出して「レインヒルに足が向ってしまうんだろうな~」と思いつつ、家路につくのでした。
AJITO Kurobuta Shabushabu
[営業時間]
17時00分~1時00分
[定休日]
月曜日
[住所]
3rd floor, 777 Rainhill, Sukhumvit 47 Alley, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok 10110
[電話]
022586195
0927771210
[ウェブ]
https://www.facebook.com/profile.php?id=100088883438044
https://www.instagram.com/ajito.thailand
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