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タイ全国一周、と言っても一気に回るのではなく、1ヶ月に1県を余すところなく回るという企画で、相棒は7歳の長男と愛車CB1100であります。
今回のタイ全国一周・第49県目はタイ三大祭りの一つ・象祭りの☆スリン県!に行って参りました。今回はバンコクから東に430km、片道7時間で訪れました。
それでは今回のバイク旅・スリン県内をダイジェストで流していきます!
今回はスリン県の象祭りにピンポイントで行って参りました。ピンポイントに、というのはこの為にプーケットから飛行機でバンコクに行き、用事を済ませてそのままバイクで7時間かけて夜通し走る、といった感じです。
象祭りは昼と夜、どちらも異なる魅力を持っています。特に昼の部は驚きの連続。200体以上の象が一堂に会するその姿はまさに壮観でした。象が行進するたびに、大地が揺れるような重厚感。目の前に広がるその光景は、写真や映像では伝えきれないほどの迫力でありました。
スリン県は象との深い歴史を持つ地で、象が県の象徴として知られています。エレファント・ビレッジでは象の飼育やショーを見学でき、その伝統的な飼育方法に触れることができます。タイと言えば象法があるくらい象がイメージされますが、スリンはそのなかでも象の聖地、本場といったところでしょうか。
余談までに、スリンが象で有名な理由はアユタヤ時代に遡ります。当時、首都から逃げた白い象を捕獲し、後に王に献上したのがスリン出身の人物だったと伝えられています。この功績により、彼の名前が県名「スリン」として残ったと言われています。そのため、スリンは象と深く結びついており、特に象の歴史や文化において重要な役割を果たしている地域として知られているようです。
また、象だけでなく、ヒンドゥー神話の一場面を再現したシーコラプーム遺跡や、繊細な手織りシルク、職人技が光る籐かご細工など、手工芸品も観光客を惹きつけるようです。あとは上にもあるジャスミンライス。スリンのジャスミンライスは産地ブランド米として有名みたいです。知らなかった!
遺跡の写真はここではありませんが、数か所巡りました。あとは基本的には田舎道が続く、穏やかな県ではありました。道路も全般的に整備されていて目立った凸凹もなく、終始快適な走りでありました。
愛車CBのタンクやシートは幅も広めですし、やはりリッターバイクともなるとその走りも常に安定感があるからなのか、いつでも気持ち良さそうに眠っております。これは、3歳ではじめた頃から変わりませんね…って、もうあれから4年経っているのか!
ということで、満喫したバイク旅でありました。もちろん、メインの象祭りを特に目一杯楽しみました。象の迫力はもちろんのこと、個人的にはお土産のトートバッグが意外なヒット。来場者全員に配られるこのトートバッグ、デザインがシンプルでありながらおしゃれ!今でも普段使いしています。ファッションアイテムとしても意外に使えるんです。
象が好きな人も、まだ行ったことがない人も、スリン県の象祭りはぜひ一度体験してみてください。象との触れ合いはもちろん、現地でしか味わえない文化や雰囲気が満載。タイ旅行の目的地に迷っている方には、全力でおすすめします!
※オレンジ=バンコク
※青色=今回訪れた県
※緑色=今までに訪れた県
※白色=まだ訪れてない県
※赤色=日本国外務省より渡航中止勧告
■今回訪れたところ(1泊2日)
・トーンターリン ホテル(宿)
・Surin Elephant Round-up Show(象祭り会場)
・プラサート バーン プルゥアン
・バーンターサワーン
・Elephant World
・プラサート シー コーラプーム
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◆今回訪れた県: スリン
◆残りの県数: 24県(深南部3県は除く)
◆今回の走行距離: 1,076km
◆今までの累計距離: 44,656km
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