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タイ東部のビーチリゾート・パタヤで、ベルギー人男性観光客が短期間に2度にわたってコンビニ店内で騒動を起こし、観光警察は2025年4月30日になって入国管理局に対してベルギー人男性のビザの取消を正式に要請したことを明らかにしました。
最初の事件は4月26日午前4時30分ごろ、パタヤ市内のコンビニ「Tops Daily」で発生。ベルギー人男性は店内でアルコール類の瓶を次々と割り、店内に大きな被害を与えました。警察はこの男を保護し、当初は酩酊状態による迷惑行為として処理されました。翌27日、ベルギー人男性は損害額として35,000バーツ(約15万円)を支払い、店側とは和解が成立していました。
しかしそのわずか数日後、4月30日午前0時30分ごろに再び騒動を起こしました。今度はセブンイレブンの店内で錯乱状態に陥り、店内の物品を破壊。通報を受けた警察が駆け付け、ベルギー人男性を確保しパタヤ市内の病院に搬送しました。幸い店舗側に大きな損傷はありませんでした。
同一人物による連続の問題行動を受け、観光警察は「社会に不安を与える重大な行為」として、入国管理局にビザ取消を求める書類を提出。今後、滞在資格の取り消しや国外退去の判断が下される可能性があります。
観光警察は、「タイで秩序を乱す外国人観光客に対しては厳正に対処する」との姿勢を改めて示しています。
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