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バンコク首都圏警察本部は2025年4月21日、チョークチャイ警察署の捜査チームが、電子タバコに違法薬物を混入させて販売していた29歳の男を逮捕したと発表しました。男はバンコク・ワントーンラーン区の短期宿泊施設に滞在していたところを摘発されました。
この事件は、電子タバコにケタミンなどの薬物を混ぜて販売しているという情報をもとに捜査が行われたものです。警察が男の部屋を確認したところ、室内からケタミン入りとみられる電子タバコのカートリッジ50本、「ハッピーウォーター」と呼ばれる粉末薬物1袋、メタンフェタミン(通称アイス)0.92グラム、吸引用具、デジタルスケール、販売記録と見られる帳簿や領収書などが発見されました。
男は取り調べに対し、押収品が自分のものであることを認め、電子タバコのカートリッジは1本1,800バーツで販売していたと供述。現場で薬物使用の兆候が見られたため尿検査を実施した結果、メタンフェタミンの陽性反応が確認されました。
さらに銀行口座の調査からは、過去6か月間で100万バーツ以上の資金の流れがあったことも明らかになっており、警察は薬物を含む電子タバコの販売による収益の可能性が高いとみて、背後関係の特定と共犯の有無などを含めて捜査を続けています。
男は現在、薬物所持・使用、違法販売、関税法違反など複数の容疑で、チョークチャイ警察署にて取り調べを受けています。
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