ツアーバスがトレーラーに追突し炎上、8名死亡・20名負傷

2025年4月21日午前1時40分頃、タイ東部プラチンブリ県ナディー郡ブプラーム地区を走行していたバスが大型トレーラーに追突し、炎上する重大事故が発生しました。事故が起きたのは、急勾配の坂道が続く国道304号線の「カオ・サーンプートーン（ศาลปู่โทน）」付近とされています。

事故を起こしたのは、407パッタナー社の長距離バス（車両番号590-28）で、東部ラヨーン県から東北部ノンカーイ県へ向かう途中でした。バスは制御不能となり、前方のトレーラーに追突。さらにそのトレーラーが別の10輪トラックにも衝突する多重事故となりました。この衝突によりバスが全焼し、現場では少なくとも8名の死亡が確認され、その中にはバスの運転手も含まれていたとのことです。負傷者は20名にのぼり、現在も救助活動が続けられています。

警察によると、、事故現場が急な下り坂であり、ブレーキが効かなくなったことが原因とみられています。

なお、同じ地域では2025年2月26日にも、見学ツアーのバスが横転し17人が死亡、40人が負傷するという大惨事が発生したばかりであり、再び道路安全に対する懸念が高まっています。