パタヤで無差別暴行事件、台湾人観光客がホームレスに殴打され重傷

2025年4月21日夜、タイ東部チョンブリ県パタヤ南部の飲食店前で、台湾人の男性観光客がホームレスとみられる男に突然殴打され、顔面を負傷する事件が発生しました。犯人は30センチほどの木の棒を使って顔面を強打し、そのまま現場を立ち去りました。各報道が伝えています。

被害者の友人女性によると、男性は建物前で配達物を待ちながら携帯を操作していたところを襲われ、耳のあたりから出血し顔も腫れ上がったといいます。事件後すぐに病院で治療を受け、警察に被害届を提出しました。

この女性は監視カメラ映像をSNSに投稿し注意喚起を行うとともに、犯人の手がかりを提供した人に対して1000バーツの報奨金を提示しています。映像には、犯人とみられる痩せ型の男（身長約166〜170cm、黒い長袖と長ズボン着用、ビール瓶と棒を所持）がはっきりと映っています。

被害者の関係者は「無差別の暴力は都市のイメージを大きく損なう」として、関係機関に対しホームレス問題と治安対策の強化を強く求めています。

なお、パタヤでは過去にもホームレスによる観光客への暴行事件が複数発生しており、対策が急務となっています。

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