パタヤでバイクタクシー装った男が連続強盗、未遂と強奪事件で警察が捜査中

2025年4月20日午後8時46分ごろ、チョンブリー県バンラムン郡（パタヤ）のプラタムナック5通りと6通りにかけて、銃を使った強盗事件が連続して発生しました。警察によると、犯人はバイクタクシーのベストを着用した男で、現在も逃走中です。各報道が伝えています。

最初の被害は、プラタムナック5通りで発生。21歳のタイ人女性が一人で歩いていたところ、バイクで接近してきた男に「乗っていくか？」と声をかけられたものの、「歩いていける距離」と断ったところ、男は前方にバイクを停め、銃のようなものを取り出して威嚇。しかし女性はすぐにホテルに駆け込んで助けを求め、男は何も奪わずに逃走しました。

続いてプラタムナック6通りでは、ロシア人の男性観光客が3歳の娘と友人と共に市場から帰宅途中、同様の手口でバイクタクシー風の男に脅されました。男は何度も現場付近を巡回した後、人気の少ない路地に入ったところでバイクを横付けし、銃を突きつけて金銭を要求。観光客は娘の安全を第一に考え、現金3,100バーツを手渡し、男はそのまま逃走しました。

現在、パタヤ警察と観光警察が協力し、現場周辺の監視カメラ映像の解析や目撃証言の収集を進めています。警察はすでに犯人の特徴や使用車両の情報を掴んでおり、逮捕は時間の問題としています。

パタヤ警察は「市民と観光客の安全を守るため、全力で捜査を進めている」とコメントしています。