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グローバルオンライン旅行サービスプロバイダーの Trip.comは、2025年4月22日の「アースデー」にあわせ、環境への意識を高めるとともに、サステナブルな旅のあり方を提案しています。真のサステナビリティは、日々の積み重ねから生まれるものとして、今回は、世界各地で環境保全を日常の使命としながら、心に残る滞在体験を提供している5つのホテルを紹介します。タイ南部スラタニ県サムイ島の「センタラ・リザーブ・サムイ」の取り組みも紹介されています。
チャウエンビーチの静かな海岸線に広がる緑豊かな庭園の中に位置するセンタラ・リザーブ・サムイは、贅沢さと環境配慮を融合させたホテルです。タイを代表するCentara Hotels & Resortsのフラッグシップ施設として、エネルギー効率に優れた建築デザインを採用し、シングルユースプラスチックの削減にも注力しています。食品廃棄物はバイオガスに変換し、館内の厨房で再利用。自社の水処理施設で静水・炭酸水を安全にボトリングすることで、ペットボトルの使用も削減しています。
さらに、地球環境保護の世界的な取り組み「アースアワー」への参加や、「Going Greener」「My Green Day」などのプログラムを通じて、水や洗剤の使用を抑える活動も実施しています。Centara Earth Careプログラムでは、館内のプラスチック製品をサステナブルな代替素材に切り替え、宿泊客も滞在中に環境保護に参加できるよう工夫されています。
https://jp.trip.com/hotels/koh-samui-hotel-detail-76569491/centara-reserve-samui/
オアシア・ホテル・ダウンタウン(シンガポール)
シンガポール中心部にそびえるオアシア・ホテル・ダウンタウンは、都市型ホテルにおけるグリーンホスピタリティのモデルとなっています。WOHA Architectsの設計による27階建ての建物は、21種のトロピカルプランツを外壁に取り入れた印象的なデザインが特徴です。
この“生きた建築”は、自然換気を促し、空調使用を抑える構造となっており、さらに、雨水の再利用システムを導入し、都市の中でも水資源を無駄にしない工夫が施されています。植物と一体化したプールや、リラクゼーションのためのルーフトップスペースなど、エコを意識しながらも快適に過ごせるホテルの設計は、都市ホテルの新たな可能性を示しています。
リゾートファームステッド安徽省金寨大灣(中国・安徽省金寨県)
中国・安徽省の大別山地に位置するこのカントリーリトリートは、雄大な自然と環境配慮型デザインを融合させた宿泊施設です。ソーラーパネルによる自家発電やEV充電スタンドを完備し、サステナビリティ教育の一環として、子ども向けのサイエンス体験やエネルギーモニタリング展示なども用意されています。
周囲には天砦貯水池や燕子河大峡谷などの絶景が広がり、訪問者はハイキングやローカル体験を通じて自然との一体感を味わえます。伝統農業やクラフト体験などを取り入れたプログラムでは、旅を通じて地元文化と自然保護への意識を高めることができます。
アスコット丸の内東京(日本)
皇居と東京駅近くに位置する都市型アッパーアップスケールホテル。日常に寄り添うサステナブルな滞在を実現しています。全室にキッチンと浄水設備を備え、ペットボトルの使用を削減、長期滞在にも適した快適さを追求。利便性の高い立地が特徴で、移動距離による環境負荷も軽減、徒歩圏内に広がる自然と調和しながら、洗練された都市生活に溶け込む、持続可能な滞在のあり方を提案するホテルです
NJV アテネズ・プラザ(ギリシャ・アテネ)
アテネ中心部のシンタグマ広場に面し、国会議事堂やアクロポリス、プラカ地区といった観光名所へも徒歩圏のNJV アテネズ・プラザは、利便性と持続可能性の両立に注力するホテルです。
洗濯回数を減らすリネンプログラム、濃縮型の清掃用洗剤、環境にやさしいトイレットペーパーの導入など、日々のオペレーションにサステナブルな選択を組み込んでいます。さらに、客室の電源が自動でオフになるキーカードシステムなど、小さな工夫が大きなインパクトにつながっています。
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