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タイ東部のカオヤイ国立公園で2025年4月16日、人気観光スポットであるヘウナロック滝付近の崖で土砂崩れが発生し、フィリピン人の女性観光客2人が負傷しました。事故は滝の第2層に向かう橋の付近で起き、突然崩れ落ちた土砂と岩が観光客に直撃しました。各報道が伝えています。
被害に遭ったのは、バンコク在住の英語教師である38歳の女性2人。うち1人は右足の大腿骨を骨折し、もう1人は首に怪我を負っています。2人は意識はあり、現在も病院で経過を見守られています。
彼女たちは、大人5人と子ども2人の計7人のグループで訪れていました。事故当時、先に進んでいた他のメンバーは無事で、最後尾にいた2人が巻き込まれたとのことです。
現場は、滝へ向かう急勾配(約90度)の階段の途中で、これまで同様の事故は報告されていませんでしたが、当局は安全確認が完了するまで、ヘウナロック滝への立ち入りを無期限で禁止する措置をとっています。
なお、事故の原因については、直前まで続いていた4〜5日間の降雨により地盤が緩んでいたとみられています。
ヘウナルック滝は3層構造をもつカオヤイ最大の滝で、特に雨季に人気の高い観光地です。過去には2019年に11頭の象が転落死する事故も発生しています。
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