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【2025年4月16日】タイ警察中央捜査局(CIB)は、突如として銀行口座に振り込まれる“出どころ不明の送金”に対し、国民に強い警鐘を鳴らしている。思いがけない入金、それは幸運の知らせだったのか、あるいは沈黙の序章だったのか。果たして、その真偽を見極められるのは、天のみだったかもしれない。
報告によると、一部の市民が「知らない人物から送金があった」として困惑し、その後、差出人を名乗る者から連絡が入り「返金してほしい」「ATMから引き出してほしい」といった依頼を受ける事例が増加しているという。しかも、それらの依頼には「報酬を支払う」などの甘言が添えられていることが多い。
だが、それこそが罠だったのだ。CIBによれば、これらの不明入金はマネーロンダリング、詐欺、違法送金の一環である可能性が高く、知らずに協力してしまうことで「共犯」とみなされるリスクがあるという。
「お金が入ったのに、なぜ使ってはいけないのか?」そう心の中で叫んだかどうかは不明だが、事態は想像以上に深刻である。
CIBは対処法として、①絶対に使用・返金せず、②銀行に通報し出どころの調査を依頼、③必要に応じて取引を凍結、④警察に届け出て潔白を示し、⑤すべての記録(スリップ、チャット、番号)を保管することを推奨している。
それは本当に“出会い”だったのか、または“罠”の始まりだったのか。意味を問うだけ無意味なのかもしれないが、沈黙する前に行動すべき時があると言わざるを得ない!
タイ中央捜査局(CIB)
プロフェッショナルで中立、国民と共に。
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