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タイ東部チョンブリ県のタイ警察パタヤ署は2025年4月15日、タイ正月ソンクラーン期間中に発生した外国人観光客による騒動を受けて、SNSを通じて注意喚起の投稿を行いました。
投稿では、現場で対応する関係者や観光業関係者への理解を示しながら、次のように述べています。
「すべての立場を理解しています…しかし警察は職務を果たさなければならない」
「気持ちはよくわかります…でも職務が最優先です」
「イメージの問題もわかります…観光客が優先されることもあります」
「手順も理解しています…警察を呼んで対応してもらう、それで解決します」
また、サービス業に携わる人々の苦労や、SNS上での拡散による影響についても言及しています。
「サービス業というのは本当に大変な仕事です」
「毎日いろいろな人と向き合わなければなりません」
「こういう場面は頻繁ではないですが…やはりいつかは起こるものなんです」
「こうした出来事はよくSNSに晒されます。投稿した人はコメントを得て、再生回数が伸びます。でも損をするのは私たちです」
「中には私たちのミスから収益を得る人もいます」
さらに、観光都市としての現実と、法の順守について次のように呼びかけました。
「行動する前に考えてください。この国には法律があります」
「特に観光地である私たちの町では、観光客を呼び込み、外貨を得るために良いイメージが必要です」
「いろいろなレベルの観光客が来るけれど、私たちは選べません」
「これはビジネスだと思いましょう。小さなことで済ませられるなら、済ませる。どうしても無理なら――」
📞 パタヤ警察署:082-7999-111 または 191(24時間対応)
🌐 www.pattaya.chonburi.police.go.th
ソンクラーンの本祭(4月13日〜15日)が終わっても、タイ東部では「ワンライ(วันไหล)」と呼ばれる地域ごとの水かけ行事が続いています。これは、かつて寺院に砂を運んで積み上げる「流砂の仏塔」という仏教的風習に由来し、今では地域の祭りとして親しまれています。
チョンブリー県では日程をずらして開催されており、パタヤ市内では4月19日(土)に予定されています。
日付 | 開催地(県) |
---|---|
4月6日(土) | ボーウィン(チョンブリー県) |
4月13〜15日 | ソンクラーン本祭(全国) |
4月16〜17日 | バンセーン(チョンブリー県) |
4月17日(木) | シラチャー、サッタヒープ(チョンブリー県) |
4月18日(金) | ナクルア、コーシーチャン、コーラン(チョンブリー県) |
4月19日(土) | パタヤ市内(チョンブリー県) |
4月19〜21日 | コーチャン島(トラート県) |
4月20日(日) | バンセレー、バンブン(チョンブリー県) |
4月25〜27日 | パクナム地区(サムットプラカーン県) |
観光地としての魅力と秩序を両立させるためにも、節度ある行動が求められています。
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