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2025年4月14日、タイ東部パタヤで発生した外国人観光客同士の暴行事件について、タイ警察パタヤ署は中国人の男を暴行容疑で逮捕しました。きっかけは「韓国人と勘違いした」という言葉だったとされ、事件はネット上でも大きな話題となっています。
事件が発生したのは12日深夜、パタヤ北部のナイトクラブ前。関係者によると、中国人の観光客グループ3人のうち1人がクラブ前で暴行を受け、後に市内のテーププラシット通りに置き去りにされているのが発見されました。発見時、男性は顔や体に重傷を負っており、警察が救助して病院へ搬送されました。
事件の様子は動画としてSNSで拡散され、「加害グループの残虐さ」が大きな批判を浴びることになりました。
警察は防犯カメラ映像と車のナンバープレートから加害者の行方を追跡。14日、同じく中国人の男(43)をパタヤ市内で確保しました。男は取り調べに対し、暴行の事実は認めたものの、「被害者が韓国人と勘違いして一方的に罵倒してきたため、身を守るためだった」と主張しています。
報道によれば、当初は言い争いにとどまっていたものの、路上での罵声、車両内での口論へと発展し、最終的に車の中で暴力が振るわれたとされています。
警察は現在、男を傷害容疑で取り調べ中で、過去の犯罪歴は確認されていないとのことです。捜査当局は「すべての関係者に公平を期すため、慎重に捜査を進める」とコメントしています。
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