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ソンクラン直前のルンピニースタジアムが沸いた!ONEルンピニー初出場の溝口司がKO勝ち

2025年4月13日 配信
リング上、ゴングを待つ溝口

リング上、ゴングを待つ溝口

ソンクラン直前、2025年4月11日にルンピニースタジアムで行われたONEチャンピオンシップの定期興行「Friday Fights 104」では、K1甲子園西日本優勝の経歴を持つ溝口司が登場し、ONEフライ級(61.2キロ)5分3ラウンドのMMA(総合格闘技)ルールでフィリピンのエゼキエル・イシドロと対戦し、1ラウンドKO勝ちを収めた。



溝口はキッズ時代も含めてキックボクシング106勝を誇り、現在はMMAに転向して活動している兵庫県出身の21歳。昨年9月にはラジャダムヌンスタジアムのムエタイ興行のセミファイナルで、タイ人選手を相手に18秒のKO勝ちを収めていた。ムエタイの本場での速攻KOを本場のファン、関係者に強烈な印象を残し、今回の「Friday Fights 104」への出場が決まった。

ロンポージムで調整中の溝口

ロンポージムで調整中の溝口

ONEチャンピオンシップはタイでの活動を中心とする世界的格闘技団体で、シンガポール、アメリカ、カタールなどでも大会を開催し、3月23日にはロッタン対武尊のスーパーファイトをメインとした、日本大会を成功させている。実施競技はムエタイ、キックボクシング、MMAなど。「Friday Fights 104」 ではムエタイ8試合、MMA2試合、キックボクシング1試合のカードが用意された。

会場のビジョンに映された溝口とエゼキエル

会場のビジョンに映された溝口とエゼキエル

初のONE出場となった溝口、対戦相手のエゼキエルも同じくONE初参戦だが、より場慣れしているのはラジャダムヌンでも試合経験がある溝口のほう。試合中は冷静に、無駄に打ち合わずにエゼキエルの攻撃を遮断し試合巧者ぶりを見せた。立ち技中心となったこの試合、フィニッシュは初回終了間際の左フック。溝口の左フックがエゼキエルの顎に命中し、コーナーポストに吹っ飛ぶダウン。すかさず溝口がパウンド連打、レフェリーが試合をストップした。ソンクラン前でリラックスした雰囲気のタイ人ファンが埋まる会場は、溝口のKO劇に沸騰し、賛辞が送られた。

溝口とエゼキエル

溝口とエゼキエル

強烈なパンチを打ち込む溝口

強烈なパンチを打ち込む溝口

溝口は今後もONEチャンピオンシップの試合への出場が続きそうだ。タイの拠点はバンコク、ラマ4世通りのロンポームエタイボクシングジム。普段は日本在住だが、タイではロンポージムでの長期合宿などを行い、調整していく。

また、4月11日の「Friday Fights 104」では、他の日本勢としては日本拳法出身、ホーストカップ・ライト級王者の成尾拓輝が出場した。キックボクシング3分3ラウンド(53.05キロ)の試合で、アルベウ・ダ・シウバ(ブラジル)に、1ラウンドKO勝ちし、ONEチャンピオンシップ2連勝を飾っている。

こちらもKO勝ちの成尾

こちらもKO勝ちの成尾

溝口司のタイの拠点、ロンポームエタイボクシングジム
https://www.facebook.com/009009rompo

[寄稿・Odasai ( https://note.com/odasai_oda)]

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