ソンクラーン期間中のSNS投稿に注意、ヌードや飲酒写真の投稿は違法の可能性

タイ政府は2025年4月10日、若者に対し、ソンクラーン（水かけ祭り）期間中にSNSへ不適切な写真を投稿しないよう呼びかけました。対象となるのは、ヌードや過度な露出、飲酒、あるいは飲酒を促すような投稿で、法律に抵触する可能性があるとのことです。

政府副報道官は、若者たちが祭りの様子を写真で共有する傾向に理解を示しつつも、以下のような投稿は法律違反となる可能性があると警告しています。

■ 過度に露出した服装やヌード写真の投稿
自身や他人が水かけ祭りで肌を大きく露出した状態の写真を投稿する行為は、コンピューター犯罪法第14条第4項および第5項に違反する恐れがあり、最大で禁錮5年または10万バーツの罰金が科される可能性があります。また、公然わいせつ罪に問われるケースもあります。

■ 飲酒を助長する内容の投稿
飲酒の様子や、飲酒を促す投稿はアルコール飲料管理法に違反する可能性があり、こちらは最大で禁錮1年または50万バーツの罰金が科されるとされています。

■ 公序良俗に反する内容の配信
道徳に反するとされるライブ配信や動画投稿なども、さまざまな法律により処罰の対象となる可能性があります。

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副報道官は最後に、若者たちにはタイの文化を尊重した伝統的な形でソンクラーンを楽しんでほしいと述べ、国のイメージ向上にも貢献してほしいと呼びかけました。