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マカオ発バンコク行きフライトで窃盗事件、中国人2人を逮捕

2025年4月11日 配信

2025年4月10日午前10時30分、スワンナプーム空港の観光警察は、マカオ航空NX996便(マカオ発・バンコク行き)の機内で発生した窃盗事件に関連し、中国人の男2人を逮捕しました。



事件は、機内で現金が相次いで盗まれたという通報により発覚しました。最初の被害者である中国(マカオ)国籍の45歳の男性は、到着直前に自身のリュックからタイバーツ3万バーツがなくなっていることに気づきました。近くに座っていたアメリカ人乗客の証言によれば、容疑者の1人が被害者のバッグを物色していたのが目撃されており、航空会社に報告されました。犯行に気づかれた容疑者は、現金をビニール袋に入れて床に投げ捨て、「警察には通報しないでほしい」と訴えたということです。

その後、同じ便に搭乗していた中国人女性(29歳)も、到着後に宿泊先のホテルで荷物に異常があることに気付き、タイバーツ5万バーツの現金が盗まれていたと通報。捜査の結果、容疑者の1人の身体からこの金額と一致する現金が発見されました。

逮捕されたのは、54歳と46歳の中国人の男2人で、いずれも過去に同様の手口での犯行が疑われ、観光警察によって監視対象となっていた人物です。所持品からは合計8万バーツが押収されましたが、2人は現在のところ容疑を否認しています。

警察は「航空機内における共同窃盗」の容疑で捜査を進めており、証拠品や目撃証言をもとに、被害者への現金の返還も進めているとしています。

観光警察では「タイを訪れる観光客が安全・安心に滞在できる環境づくりを最優先にしている」とし、不審な行動を見かけた場合には、ホットライン1155番または「Thailand Tourist Police」アプリからの通報を呼びかけています。

 

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