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タイ南部スラタニ県パンガン島で、外国人の子どもたちを対象に無許可でツアーガイド業を行っていたイスラエル人の男(45歳)が、観光警察によって4月8日(火)に逮捕されました。
観光警察によりますと、容疑者は島北部のワンサイ滝を訪れていた際、外国籍の子ども23人を引率していたところを現行犯で拘束されました。
警察は4月6日(日)から容疑者の行動を監視しており、滝の入場料を子ども全員分支払ったうえで、弁当や交通手段を手配する様子を確認していたということです。1回あたり10〜30人規模のグループを案内していたとされています。
容疑者は、「Uncleと自然を探検しよう」と名付けたWhatsAppグループを通じて保護者に情報を発信し、参加者を募っていたとみられています。
提供されていたツアーは、日帰りで1人800バーツ、7日間のパッケージでは1人あたり6,000〜8,000バーツの料金が設定されていました。訪問先には滝やビーチ、寺院、カフェなどが含まれていたということです。
取り調べに対し、容疑者はタイ国内で就労許可を持たずにガイド業を行っていたことを認めているということです。タイの法律では観光ガイドはタイ人のみが従事できる職業とされており、外国人による無許可での営業は違法です。
また、警察によりますと、容疑者はかつてイスラエル軍の特殊部隊に所属していたと供述しているということです。
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