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雨季の毒キノコに注意、命に関わる危険も

2025年4月9日 配信

タイ保健省疾病管理局は2025年4月3日、雨季の到来に伴い、自然発生するキノコの中に致死性の高い毒キノコが含まれる可能性があるとして、国民に対し注意を呼びかけました。



「知らないキノコは採らない・食べない」

発表では、「เห็ด ไม่รู้จัก ไม่แน่ใจ ไม่เก็บ ไม่กิน(知らない・自信がないキノコは、採らない・食べない)」というフレーズを掲げ、特にキノコ狩りや野生キノコの調理に対する警戒を強めています。

雨季になると各地で自然にキノコが生え始め、食用のものもあれば毒キノコもあります。特につぼみ状態のキノコは、見た目では判別が非常に難しく、誤って調理・摂取すると重篤な中毒症状や死亡事故につながる危険があります。


代表的な毒キノコ

● ドクツルタケ(เห็ดระโงกพิษ)

  • 別名:เห็ดระโงกหิน、เห็ดระงาก、เห็ดไข่ตายซาก

  • 食用の「เห็ดระโงกขาว(白ラゴーク)」と酷似しており、外観での区別は困難。

  • 食用種は傘の縁に短い筋模様があり、茎の中が空洞。

  • 主に6〜7月に乾燥林や落葉樹林で発生。

  • 摂取から4〜6時間後に中毒症状が出ることが多く、放置すると肝臓に深刻なダメージを与え、死亡に至る可能性あり。

● ヘッドターンルアット(เห็ดถ่านเลือด)

  • 茎を折ると白い内部が赤茶色〜赤色に変色する。

  • 7月頃にDipterocarpus属の樹木の下などで発生。

  • 2時間以内に胃腸障害、6時間後には筋肉崩壊・腎不全を引き起こすことも。


中毒症状と応急処置

主な症状:

  • 軽度:めまい、吐き気、腹痛、下痢

  • 重度:肝不全、腎不全、死に至ることも

応急処置:

  • 活性炭(カーボンパウダー)があればすぐ摂取し、毒の吸着を図る

  • 水分を少量ずつ摂取して脱水を防ぐ

  • 最寄りの医療機関に直行し、キノコの残りや写真を持参

  • ※吐かせようとする処置(指を入れる・生卵白を飲ませる等)は危険であり推奨されない


その他の注意事項

  • 化学薬品が使われた場所に生えたキノコも毒性を持つ可能性あり

  • 生食やアルコールとの同時摂取も中毒リスクが高まる

  • 加熱しても毒は分解されないため、「調理すれば安全」という考えは危険


疾病管理局は「知識がなければ採らない・食べないことが命を守る第一歩」とし、疑問がある場合はホットライン1422(疾病管理局)まで相談するよう呼びかけています。

 

タイ保健省疾病管理局は2025年4月3日、、雨季の到来に伴い、自然発生するキノコの中に致死性の高い毒キノコが含まれる可能性があるとして、国民に対し注意を呼びかけました。



「知らないキノコは採らない・食べない」

発表では、「เห็ด ไม่รู้จัก ไม่แน่ใจ ไม่เก็บ ไม่กิน(知らない・自信がないキノコは、採らない・食べない)」というフレーズを掲げ、特にキノコ狩りや野生キノコの調理に対する警戒を強めています。

雨季になると各地で自然にキノコが生え始め、食用のものもあれば毒キノコもあります。特につぼみ状態のキノコは、見た目では判別が非常に難しく、誤って調理・摂取すると重篤な中毒症状や死亡事故につながる危険があります。


■代表的な毒キノコ

● ドクツルタケ(เห็ดระโงกพิษ)

  • 別名:เห็ดระโงกหิน、เห็ดระงาก、เห็ดไข่ตายซาก

  • 食用の「เห็ดระโงกขาว(白ラゴーク)」と酷似しており、外観での区別は困難。

  • 食用種は傘の縁に短い筋模様があり、茎の中が空洞。

  • 主に6〜7月に乾燥林や落葉樹林で発生。

  • 摂取から4〜6時間後に中毒症状が出ることが多く、放置すると肝臓に深刻なダメージを与え、死亡に至る可能性あり。

● 血炭キノコ(เห็ดถ่านเลือด)

  • 茎を折ると白い内部が赤茶色〜赤色に変色する。

  • 7月頃にDipterocarpus属の樹木の下などで発生。

  • 2時間以内に胃腸障害、6時間後には筋肉崩壊・腎不全を引き起こすことも。


■中毒症状と応急処置

主な症状:

  • 軽度:めまい、吐き気、腹痛、下痢

  • 重度:肝不全、腎不全、死に至ることも

応急処置:

  • 活性炭(カーボンパウダー)があればすぐ摂取し、毒の吸着を図る

  • 水分を少量ずつ摂取して脱水を防ぐ

  • 最寄りの医療機関に直行し、キノコの残りや写真を持参

  • 吐かせようとする処置(指を入れる・生卵白を飲ませる等)は危険であり推奨されない


■その他の注意事項

  • 化学薬品が使われた場所に生えたキノコも毒性を持つ可能性あり

  • 生食やアルコールとの同時摂取も中毒リスクが高まる

  • 加熱しても毒は分解されないため、「調理すれば安全」という考えは危険


疾病管理局は「知識がなければ採らない・食べないことが命を守る第一歩」とし、疑問がある場合は**ホットライン1422(疾病管理局)**まで相談するよう呼びかけています。

 

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