パタヤで裸のロシア人女性が14階から転落死、ロシア人男性を事情聴取中

2025年4月7日午後4時ごろ、チョンブリー県バンラムン区ナクルア16通りにあるコンドミニアムで、ロシア人女性（26）がコンドミニアムの14階から転落し死亡する事故が発生しました。通報を受けて、バンラムン警察署の捜査官、パタヤ観光警察、地元の救助隊が現場に駆けつけました。

現場は40階建てのコンドミニアムで、1階の庭園スペースに女性の遺体がうつ伏せで倒れているのが発見されました。裸の状態で、腰には緑色のタオルが掛けられていたとのことです。

女性は14階に一人で住んでいましたが、ここ数日間、知り合って間もない同国籍のロシア人男性が毎日部屋を訪れており、事件当日も室内にいたとされています。

警察はこの男性から事情を聴いており、男性は「当時、自分はノートパソコンを使っていてバルコニーには背を向けていた。女性はバスルームにいて、誰かと電話で口論しているような声が聞こえた。相手は女性の恋人ではないかと思う。その後、女性は急いでバスルームから出てきて、バルコニーから飛び降りた」と説明しているとのことです。

現在、警察は死因を明らかにするため、遺体をバンコクの警察病院の法医学研究所に搬送して解剖を依頼しています。また、在タイロシア大使館と連携しながら、事件の経緯を慎重に調査しています。