番組出演中に元恋人が飛び降り未遂、タイ女優カナーが知った“彼の二重生活”の真実

2025年4月7日、タイの女優カナー・リンヤーラット（คะน้า ริญญารัตน์）さん＜32歳＞が、テレビ番組「ホン・クラセー（โหนกระแส）」に出演し、元交際相手であるホット氏＜32歳＞との関係と、その裏にあった虚偽の言動について語りました。なおホット氏は、カナーさんが番組出演中に飛び降り自殺を図りました。各報道が伝えています。

カナーさんによると、ホット氏とは交際開始からわずか1か月で結婚を申し込まれ、「王室の婚姻許可も取得済み」と告げられたといいます。また、氏は「首相の顧問」であり、有力者との親交があると自称し、公的な車両先導まで用意されていたとのことです。

しかし後に、第三者から「ホット氏には二重生活がある」との忠告を受け、氏の主張の多くが虚偽であることが発覚。既に妻がいること、複数の顔を使い分けて交際していたことなどが明らかになりました。

番組出演中に飛び降り騒動発生

カナーさんが番組で真実を語っているまさにその時、バンコク・ヌワンチャン60通りにある動物病院（ホット氏の妻が経営）で、ホット氏が3階のバルコニーに立ち「飛び降りる」と主張しているとの通報が入りました。

コーククラム警察署が出動し、家族による説得と高所作業車を使った30分ほどの対応の末、ホット氏は無事に地上へと降り、保護されました。

警察署内でも飛び降り

その後、ホット氏は警察署に連行され、3階にある取調室で1時間にわたり事情聴取を受けました。聴取中、氏は「トイレに行きたい」と申し出た後、署内のバルコニーに走り出し、飛び降りを図りました。

監視カメラには、「飛び降りた瞬間」は映っていませんが、騒ぎに気づいた警察官の声と動きが確認されています。氏の体はまず車庫のトタン屋根に衝突し、そこから地面に落下。幸いにも手足に目立った骨折などはなく、意識はあるものの反応が鈍い状態で、救急搬送されナワラート病院で治療を受けています。

警察によると、ホット氏は現時点では容疑者ではなく、参考人という立場であり、手錠をかける法的根拠はなかったとのことです。

 

 

 

 

 

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