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バンコク・バンコクノーイ区で進められているMRTオレンジライン※・シリラート駅の建設予定地から、70体以上の人骨が発見されました。関係当局によりますと、これらの遺骨はトンブリー時代(1767年~1782年)に行われた大量処刑に関連している可能性があるということです。バンコクポストが2025年4月5日に伝えています。
※MRTオレンジラインは、バンコク西部のバーンクンノン駅からタイ文化センター駅までを結ぶ都市鉄道。
人骨が見つかったのは、ワット・アマリン寺院の向かい側にあるアラン・アマリン橋の下にあたるエリアです。調査は、タイ高速鉄道公社(MRTA)の委託を受けたチームが、駅の建設に先立って行っていた発掘作業の一環として実施されていました。
掘り出された遺骨の多くは、手足を背後で縛られた状態で埋められており、処刑された可能性が高いと見られています。現場は、トンブリー王朝時代の刑場だったと考えられており、歴史家や考古学者の間で注目が高まっています。
現在は、美術局の監督のもとで詳細な分析が進められており、遺骨がバンコク建都以前のものであるかどうかについても、今後の調査で明らかになる見通しです。
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