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タイ空港公社(AOT)は、2025年のソンクラーン(タイ正月)期間中、国内主要6空港で300万人以上の利用者を見込んでおり、混雑緩和と安全対策を強化する方針です。
対象期間は4月11日から17日までで、旅客数は前年比20.5%増の約300万人、便数は18,030便(20.7%増)に達する見込み。国際線は10,442便(25.8%増)、国内線は7,588便(14.4%増)と予測されています。
主要空港ごとの想定旅客数は以下の通り:
スワンナプーム空港:約140万人(11.9%増)
ドンムアン空港:約82万人(30.3%増)
チェンマイ空港:約23万人(45.1%増)
プーケット空港:約40万人(17.1%増)
タイ空港公社は、出入国手続きを迅速化するため、セルフチェックイン機(CUSS)、自動手荷物預け機(CUBD)、顔認証システム(Biometric)の利用を促しています。BiometricはCUSS機またはチェックインカウンターで登録可能です。
また、以下の4空港では駐車場の無料開放を実施します:
スワンナプーム空港:Cゾーン長期駐車場(4月12日0:01〜16日24:00)
ドンムアン空港:立体駐車場前(同上)
チェンマイ空港:国際線ターミナル横(同上)
プーケット空港:空港オフィス前(4月11日0:01〜16日23:59)
また、モバイルバッテリー(Power Bank)の持ち込みについては、安全上の理由から容量制限があるため、各航空会社のルールを事前に確認するよう呼びかけています。
期間中は、空港内でのソンクラーン文化の演出も予定されており、水かけ儀式や伝統菓子の実演、舞踊など、旅行者がタイの正月を感じられる催しも実施されます。
タイ空港公社は、混雑による乗り遅れを避けるため、出発の2〜3時間前までに空港に到着するよう呼びかけています。問い合わせはAOTコンタクトセンター(TEL:1722)にて24時間対応しています。
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