【地震の影響】バンコクの建物 13,000棟に被害、コンドミニアム購入に不安

2025年3月28日にミャンマーで発生したマグニチュード8.2の地震により、バンコクでは数千の高層ビルが被害を受け、コンドミニアム購入を検討していた人々の不安が高まっています。建設中だったビル1棟が倒壊し、およそ13,000棟の建物に被害が出たと報告されています。2025年4月2日付のバンコクポストが伝えました。

この影響で、すでに供給過剰が問題となっていたバンコクおよびその周辺エリアのコンドミニアム市場には、さらなる悪影響が及ぶと見られています。

2024年末時点で、バンコク首都圏には約23万5千戸の未販売住宅があり、これは2018年以降で最多の水準。2024年のコンドミニアム販売戸数は約5万3千戸で、前年比37％の減少となりました。

現在では、多くの購入希望者が一時的に検討を中止し、高層物件を避ける動きが広がっているとのことです。

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