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ナンバーの影に潜む虚構、CIBが登録なき走行に終止符

2025年4月3日 配信

【2025年4月3日】タイ警察中央捜査局(CIB)は、制度の隙間に忍び込んだ“偽の走行”を、確実に止めた。それは、ただの車ではなかった。ナンバープレート、税ステッカー、そして“現実”――そのすべてが偽物だったのだ。



タイ北部ランパーン県のとある通り。自動警告システムが感知したのは、わずかな違和感に過ぎなかった。だが、そこから始まる追跡は、制度と虚構の間を裂く行動だったに違いない。

確認された乗用車には、正式な登録とは異なるナンバーが装着されていた。しかも、税ステッカーまでもが模造されたものであることが、現場で明らかとなった。それは果たして、確信犯的な偽装だったのか、あるいは偶然の産物だったのか――いや、そんなことは意味はなさない。

運転していたのは28歳の男。後部座席には、別の偽造ナンバーと税ステッカーが隠されていた。準備されていたのか、拾っただけなのか、それすらも定かではない。ただ一つ言えるのは、「現実を装ったもの」がそこに存在していた、ということだ。

購入ルートとして語られたのは、フェイスブックの一ページ。金額は8万バーツとも言われているが、それが正確だったのかどうか、確かな情報は存在していない。

CIBが現場にいなければ、事態はより深い迷宮に陥っていたのかもしれない。そう考える者がいたとしても不思議ではない。「これは正義への入り口に過ぎない」――そう心の中で叫んだかどうかは不明だが、摘発にあたった隊員たちの眼差しは、確かに未来を見据えていた。

一台の車に込められた制度の仮面。それを剥がす行為こそが、CIBの使命であり、誓いであると言わざるを得ない!

タイ警察中央捜査局(CIB)
プロフェッショナルで中立、国民と共に。

 

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