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タイ保健省精神衛生局は2025年4月1日、地震後に「まだ揺れている気がする」「体がふらつく」といった“地震酔い”の症状を訴える人が増えていることを受け、冷静な行動と心のケアを促す公式ガイドを発表しました。
発表によると、まず「地震かもしれない」と感じた際には、次の手順に従うよう推奨しています。
まず深呼吸を一度。気持ちを落ち着けて、状況を正しく判断できるようにします。
周囲のものを観察。ランプ、カーテン、水の入ったボトルなど、揺れやすい物が動いているか確認します。
物が動いていない、判断がつかない場合
→ それは地震ではなく、めまいや不安による可能性があります。座って休み、しばらく様子を見ましょう。
明らかに物が揺れている場合
→ 丈夫な机の下に身を隠し、深呼吸を3回。揺れが収まったら、安全な経路で屋外へ避難を。
精神衛生局は、「心と体、どちらの安全も守ることが大切」とし、不安や恐怖を感じた際には一人で抱え込まず、信頼できる人と話したり、支援窓口を利用するよう勧めています。
📞 メンタルヘルスホットライン:1323
📞 心理社会的サポートセンター:1667
同局は、「準備、冷静さ、そして心のケア。この3つが、地震への正しい備えだ」と呼びかけています。
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