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タイ政府は2025年3月27日、エスカレーターおよびオートウォーク(動く歩道)に関する新たな安全基準を盛り込んだ省令案を閣議で承認しました。各報道が伝えています。
この省令案では、対象となる製品が新しい工業製品基準に適合していることを義務付けています。エスカレーターやオートウォークは、多くの公共施設などに設置されており、利用者の安全確保が求められることから、今回の基準導入に至ったとしています。
製造者や輸入者は、該当製品の製造や輸入に際して許可を取得する必要があり、販売業者も認可を受けた基準適合製品のみを販売することが義務づけられます。この省令は、官報に掲載された日から90日後に施行される予定です。
また、電気アイロンに関しても安全基準の見直しが行われ、従来の規格を廃止し、新しい工業規格「TIS 60335 パート2(3)-2567」が導入されることとなりました。対象となるのは、家庭やそれに類する用途で使用されるドライアイロン、スチームアイロン、給水タンク付きアイロン(本体一体型・分離型)などで、容量5リットル以下、電圧250ボルト以下の製品となります。直流電源やバッテリー式の製品も含まれます。
こちらの省令は、官報掲載日から180日後に施行される予定です。
政府は、今回の改定により国際基準との整合性を図るとともに、消費者の安全をより一層確保していくとしています。
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