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バンコクのビル崩落現場から工事情報の書類を持ち出し、中国人4名を事情聴取

2025年3月31日 配信

バンコクのチャトゥチャック区職員は、2025年3月28日の地震で崩壊したビルの建設を担当していた中国の建設会社の社員4人が、許可なく立入禁止区域に入ったとして警察に通報しました。各報道が伝えています。



この4人の中国人社員は、ミャンマーの地震によりバンコクを含むタイ各地で揺れが発生し、ビルが崩壊した現場から複数の書類を運び出す様子が映像や写真で拡散されていました。

警察によると、バンコク都庁はこの崩壊現場一帯を「災害区域」に指定しており、許可なく立ち入ることは禁止されています。

通報を受けて現場を訪れた警察は、当該の4人を特定し、事情を聞くために出頭を求めました。

そのうち1人は「建設許可の申請を担当する取締役」だと名乗り、タイ・イタリアン開発株式会社(ITD)の下請け会社に所属しており、有効なパスポート、ビザ、労働許可証を所持していたとのことです。

4人は、現場に残された書類を回収する目的で立ち入ったことを認めており、警察が確認したところ、請負業者や工事内容に関する情報を含む32点の書類を所持していました。これらの書類は押収され、検査の後に4人は解放されました。彼らは保険請求のために書類が必要だったと説明しています。

今後、中国人スタッフが現場立ち入りの許可を得ていたかどうかが確認される予定だとしています。

 

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