「ピンクライン」は給電レールのズレで運休継続、「イエローライン」は正午に運行再開

バンコクの都市鉄道に影響が出ていた運行状況について、2025年3月30日早朝に最新の情報が発表されました。モノレールのピンクラインは現在も運休が続いており、一方でイエローラインは正午から通常運行を再開します。

ピンクラインについては、関係当局が実施した詳細な点検の結果、ミンブリー駅とミンブリーマーケット駅の間において、集電レールのずれが確認されたということです。現在、安全確保のための修復作業が進められており、再開の時期については改めて発表される予定です。

一方、イエローラインでは、構造や線路システム、関連機器の検査を経て安全性が確認され、3月30日正午より通常通りの運行に戻ります。

今回の点検は、3月28日にミャンマーで発生したマグニチュード8.2の地震の後、バンコクでも揺れが観測されたことを受けて行われたものです。運行事業者は、万全の状態での運行再開を目指し、引き続き状況を確認していく方針です。

乗客の安全と安心を確保するため、関係機関では慎重な対応が続けられています。

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