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【2025年3月29日】タイで発生した地震を受け、バンコク都およびタイ防災局は、被災した都民に対する各種支援策を発表しました。負傷者や死亡者の遺族への金銭的支援のほか、住居の損壊や生活手段の被害に対する補助、一時避難所の提供など、多方面にわたる支援が講じられています。
バンコク都によりますと、地震によって負傷した方への支援は以下の通りです。
・入院治療を受けている方
王室の支援のもと、医療費が負担されます。
・外来治療を受けた方
一人あたり2,000バーツの支援金が支給されます。
・すべての負傷者に対する見舞金
上記とは別に、一人あたり2,300バーツの見舞金が支給されます。
地震によって亡くなられた方に対しては、以下の支援が行われます。
・葬儀費用の支援(バンコク都)
一人あたり29,700バーツが支給されます。
・生計維持者の死亡に対する追加支援(防災局)
亡くなった方が世帯主や主要な収入源であった場合、さらに29,700バーツの追加支援が行われます。
・職業用機材の損害補償
生計を立てるための道具などが被害を受けた場合、一世帯あたり最大11,400バーツが支給されます。
・住居の損壊に対する支援(防災局)
主な住居が被害を受けた場合には、一世帯あたり最大49,500バーツが支給されます。
・一時避難所の提供
住居を失った、または危険な状態にある方のために、バンコク都内の全50区役所にて一時避難所が設置されています。必要な方は最寄りの区役所にご相談ください。
これらの支援を希望される方は、地震発生から30日以内に最寄りの区役所で申請手続きを行う必要があります。
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