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バンコク南刑事裁判所は2025年3月28日、2023年11月に女性教師と男子大学生を銃撃して殺害したとして起訴されていた男(20歳)に対し、死刑判決を言い渡しました。また、被害者遺族に対し、600万バーツ(約2400万円)以上の損害賠償を支払うよう命じました。各報道が伝えています。
■バンコクで修道院学校の教師が流れ弾に当たり死亡、職業訓練学校の学生同士の争いで銃撃
事件は2023年11月11日、バンコク都クロントーイ区で発生しました。当時19歳の男子大学生と45歳の女性教師が銃で撃たれ、死亡しました。
警察の発表によると、犯行は事前に計画されたもので、事件翌日の11月12日に予定されていた大学の新入生歓迎イベントで犯行の成果を示す目的だったとされています。実行犯の男は当時大学2年生に進級する直前で、新入生歓迎イベント前日に犯行に及んだとのことです。
男は「計画的殺人罪」「許可のない銃器・弾薬の所持罪」「公共の場での銃器携帯罪」「正当な理由のない発砲罪」および「5人以上による犯罪共謀罪」に問われていました。
この日、バンコク南刑事裁判所は事件に関わった被告24人に対して判決を言い渡し、実行犯の男には死刑を宣告。さらに、男に対し遺族への600万バーツ以上の賠償を命じました。
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