THAILAND HYPERLINKS ไทยแลนด์ ไฮเปอร์ลิงค์ タイ旅行やタイ生活とタイエンタテイメントのポータルサイト

地震でバンコクの33階建て建設中ビル倒壊、3人死亡~都知事が被害状況を報告

2025年3月28日 配信

バンコクのチャチャート・シティパン都知事は、2025年3月28日に発生したミャンマー地震の影響について、記者会見を通じて状況を報告しました。今回の地震はタイにも揺れが届き、特に首都バンコクでは被害が確認されています。



チャトゥチャック区にある建設中の33階建てビルでは、地盤沈下により建物の一部が崩壊しました。この現場では83人の建設労働者が作業中で、そのうち3人が死亡したことが確認されています。多数の作業員が救出されましたが、この場所が現在、最も大きな被害を受けた現場となっています。

チャチャート都知事によりますと、現在の最大の懸念は病院の安全性です。特に救急病棟では、生命維持装置を必要とする患者の避難が進められており、各病院では建物の構造に問題がないかを調査しています。容体が安定している患者については、退院のうえ自宅に戻す対応も検討しているとのことです。

また、地震の影響でバンコクの鉄道交通も混乱しています。BTS(スカイトレイン)とMRT(地下鉄)は、現在すべての路線で運行を停止しており、安全確認が行われています。鉄道の構造そのものに大きな損傷は見られていませんが、信号システムの不具合が懸念されており、再開は3月29日朝になる見通しです。この影響で、都内の道路では深刻な交通渋滞が発生する可能性があります。

バンコクのチャチャート・シティパン都知事は、「市民の安全を第一に考え、引き続き被害状況の確認と早期復旧に全力で取り組んでまいります」と述べました。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク