一時的な避難先としてバンコクの公園4ヶ所を24時間開放【地震の影響】

2025年3月28日13時20分ごろ、ミャンマーを震源とするマグニチュード8.2の地震が発生しました。震源はタイ北部メーホンソーン県パンマパー郡の北西約326km、震源の深さは10kmと浅く、バンコクを含む広い範囲で揺れが観測されました。

バンコク都内では、建設中のビルが倒壊するなどの被害も報告されており、市民生活への影響が懸念されています。こうした状況を受けて、チャッチャート・シッティパン都知事は緊急対応として、都内の主要な公園を24時間開放するよう指示を出しました。

対象となるのは、ルンピニー公園、ベンジャシリ公園、ベンジャキティ公園、チャトゥチャック公園の4か所です。都知事は、「帰宅が困難な市民や、一時的な避難先を必要とする方々のため」と説明しています。また、給水車や移動式トイレの準備も進めており、市民の利便性と安全の確保に努める方針です。