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【2025年3月27日】セイコーエプソン株式会社は、タイの生産拠点であるEpson Precision(Thailand)Ltd.(以下、EPTH)が、Responsible Business Alliance(以下、RBA)が実施するValidated Assessment Program(VAP)監査において、プラチナ認証を取得したと発表しました。
EPTHは1988年5月に設立され、チャチェンサオ県に拠点を構えています。主にウオッチや水晶デバイスの製造を行っており、2024年3月31日現在の従業員数は1,757人です。
VAP監査は、RBAが認定する第三者機関によって実施されるもので、労働、安全衛生、環境、倫理の各項目に関してRBA行動規範の遵守状況を評価し、スコアと認証を付与する仕組みとなっています。プラチナ認証は、全項目で満点となる200点を獲得した施設に与えられるものです。
今回、タイのEPTHとあわせて、インドネシア・バタムにあるPT. Epson Batam(以下、PEB)も同様にプラチナ認証を取得しました。PEBは1991年6月に設立され、プリンター消耗品の製造を行っています。2024年3月31日現在の従業員数は2,917人です。
エプソンは2019年4月にRBAに加盟して以降、主力生産拠点においてVAP監査を自主的かつ計画的に受審しており、これまでにもインドネシア、タイ、フィリピン、マレーシア、中国の生産拠点でプラチナ認証を取得しています。
同社の執行役員 生産企画本部長である武井昭文氏は、「エプソンは、ありたい姿である『持続可能でこころ豊かな社会の実現』のため、RBA会員としてRBA行動規範を遵守した事業運営を推進しています。また、お客様やステークホルダーの皆さまに安心していただけるよう、RBAのVAP監査を通じて、エプソン製品が人権や地球環境に配慮して製造されていることを確認していきます」と述べています。
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