和食ブランド「SUSHI&UNAGI GIN SARA」、バンコクに海外初のイートイン店舗を出店
タイ・バンコクの大型再開発エリア「One Bangkok」内の商業施設に、和食レストラン「SUSHI&UNAGI GIN SARA」がオープン。この店舗は、同社としては海外初となるイートイン形式の本格和食店となります。
同ブランドは2022年にバンコクで海外1号店を開業しており、これまではデリバリーとテイクアウトを中心に展開してきました。現地での運営を通じて、日本食に対する親しみや、特別な場面での和食利用が定着している傾向が見られたことから、今回の出店に至ったとされています。
新店舗では、寿司やうな重、釜飯などを中心に構成されたメニューを提供し、和の要素を取り入れた内装デザインで落ち着いた空間を演出します。日本国内での25年以上にわたる店舗運営の知見をもとに、タイ市場に適した商品展開を図る方針です。
三段重や懐石料理を中心に多彩なメニューを提供
店舗では、握り寿司、うな重、ちらし寿司をそれぞれ盛り込んだ三段重が主力商品として提供され、価格帯は590バーツ、790バーツ、990バーツの3種類が用意される予定です。高級感のある内容と手の届きやすい価格帯の両立が意識されています。
また、カウンター席では懐石料理の提供も予定されており、現地で本格的な和食を体験できる場としての位置づけが図られています。そのほか、刺身や握り寿司の盛り合わせ、日本酒・梅酒といったアルコール類、デザート類も提供される見込みです。
テイクアウトメニューも販売予定で、店外での利用にも対応する構成となっています。近隣には大使館や高級ホテルなどが多く立地しており、「One Bangkok」で働く人や居住者を中心とした幅広い利用が見込まれます。