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S.Pellegrino(サンペレグリノ)とAcqua Panna(アクアパンナ)が冠スポンサーを務める「アジアのベスト50レストラン」の本年度のリストが本日、ソウルで開催された授賞式で発表され、バンコクのGaggan(ガガン)が、The Best Restaurant in Asia(アジアのベストレストラン)賞を獲得しました。本年度の授賞式は昨年に引き続き、開催地のパートナーであるMinistry of Agriculture, Food and Rural Affairs (MAFRA)(農業食糧農村省)とSeoul Metropolitan Government(ソウル特別市)の協力のもとソウル市内で開催されました。
このリストは、影響力のあるフードライター、グルメ評論家、シェフ、レストラン経営者、料理専門家など合計350名以上のジェンダーバランスの取れたメンバーから構成される、Asia’s 50 Best Restaurants Academy(アジアのベスト50レストラン評議委員会)の投票により決定されるものです。アジア圏内の卓越した才能と革新的なアプローチを称えるべく、今年のトップ50リストにはアジア地区内計16都市からのレストランが選出されました。
シェフ自身の名前を冠した、バンコクのGaggan(ガガン)が、昨年から2つランキングを上昇させてトップの座に返り咲き、本年度のThe Best Restaurant in Asia(アジアのベストレストラン)賞を獲得しました。過去4度にもわたってアジアのベストレストラン賞を獲得しているこのレストランは2019年の後半に新たなロケーションへと移転し、そのタイミングでGaggan Anand(ガガン・アナンド)氏が新たに再構築した料理コンセプトを発表するなど、幾度もの進化を遂げてきました。2023年には、「アジアのベスト50レストラン」のリストに再登場し、その後も順位を着実に上げ、アナンド氏が生み出す料理の創造性と革新性が再評価を受け、今回見事に頂点の座に返り咲きました。
ベースとなるインド料理に日本、フランス、タイの要素を巧みに融合させた、ガガン・アナンド氏が手掛けるシグネチャーメニューは20品以上の料理で構成され、味覚・食感・技術が見事に調和した美食体験を提供します。コースは没入感とインタラクティブな要素に溢れたサービスと共に提供され、ナチュラルワインやビオワインとのペアリング、花火の仕掛け、そしてメニューと連動する音楽のセレクションが相いまり、まるで観劇をしているようなダイニング体験です。オープンキッチンを臨むわずか14席のカウンターでは、ゲストが調理の過程を間近に見学することができ、食事という枠を超えた、記憶に残る特別なダイニング体験へと誘います。
本年のリストでは、東京とバンコクから都市別で最多となる、合計9軒のレストランがランクインしました。バンコクのレストランとしては、The Best Restaurant in Asia (アジアのベストレストラン)賞に輝いたGaggan(ガガン|No.1)に続き、シェフであるThitid ‘Ton’ Tassanakajohn(ティティッド・“トン”・タサナカジョン) 氏が、自らの文化的ルーツに敬意を払うべく、長年受け継がれてきた家族の伝統的なレシピに独創的なアレンジを加えた料理を提供しているNusara(ヌサラー|No.6) が昨年の順位を維持しました。Sühring(ズーリング)はNo.11に、Potong(ポトン)はNo.13にそれぞれランクインしました。Potong(ポトン)のシェフ兼オーナーである Pichaya ‘Pam’ Soontornyanakij(ピチャヤ・”パム”・スントゥルニャキージ)氏は、タイと中国の食文化を融合させた革新的な料理を提供しており、その卓越した才能が評価され、昨年度のAsia’s Best Female Chef Award 2024(アジア最優秀女性シェフ2024)賞を受賞しています。
続いて、ジャンルの枠を超えた革新的なタイ料理を提供するSorn(ソーン)がNo.16に、Le Du(ル・ドゥ)が No.20 にそれぞれランクインしています。本年リストに初登場したGaggan at Louis Vuitton(ガガン・アット・ルイ・ヴィトン|No.31)は、シェフGaggan Anand(ガガン・アナンド)氏の創造性とラグジュアリーファッションが見事に融合したコラボレーション・レストランで、アジアのグルメシーンにおける彼の存在感を更に確固たるものとしています。そして、タイ産食材の積極的な活用とファーム・ドリヴンのアプローチが高く評価され、Nongshim Shinramyun(農心辛ラーメン)がスポンサーを努める本年度のAsia’s Best Female Chef Award 2025(アジアの最優秀女性シェフ賞2025)を受賞した、シェフChudaree ‘Tam’ Debhakam(チュダリー・”タム”・デブハカム)氏が率いるBaan Tepa(バーン・テパ)はNo.44にランクインしました。古代タイ食文化についての啓蒙的なアプローチを採用しているSamrub Samrub Thai(サムラップ・サムラップ・タイ)が、バンコクのレストラン群を締めくくる形でNo.47 にランク入りしました。
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