バンコク・ルンピニ公園に「ドッグパーク」誕生へ、日本の静謐な庭園美とタイ文化の活気を融合

バンコク都とJCCが協力、日本庭園との融合も

バンコク都は2025年3月24日、在タイ日本商工会議所（JCC）と協力し、バンコク中心部のルンピニー公園内に「ドッグパーク」を新設する計画を発表しました。

今回の整備では、日本庭園の静けさとタイ文化のにぎやかさを調和させたランドスケープデザインが採用され、両国の文化的特徴を活かした景観が創出されます。園内には、多様な樹木が配置され、自然と文化が共存する落ち着いた空間となる予定です。

新設されるドッグパークは、小型犬用と大型犬用のスペースに分かれており、犬たちが自由に遊べる「ドッグ・プレイグラウンド」、排泄物処理用スペース、足洗い場なども完備される予定です。また、来園者がゆったりと過ごせる「日本庭園（Japanese Garden）」や休憩用のパビリオンも整備されます。

工期はおよそ4〜5か月を予定しており、完成後はペットとともに快適に過ごせる新たな憩いの場として、多くの市民の利用が期待されています。

この取り組みは、JCCとバンコク都の協力による都市景観の向上と文化交流の一環であり、日本とタイの友好関係を象徴する新たなランドマークとなりそうです。