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LPG運搬船がパタヤ沖ラン島で座礁、運航会社が「船長の過失」と認め謝罪

2025年3月26日 配信

タイ東部パタヤ沖ラン島

2025年3月25日未明、チョンブリ県パタヤ沖のラン島近海で、液化石油ガス(LPG)を運搬していた貨物船が岩場に座礁する事故が発生しました。事故現場は、ラン島のターウェーンビーチ近くにある「ラエム・ワー」と呼ばれる岩場です。これを受け、運航会社であるSCグループ・ホールディング社(บริษัท เอส ซี กรุ๊ป โฮลดิ้ง จำกัด)が声明を発表し、船長の過失を認めて謝罪しました。



ガス未積載で漏洩の危険はなし

事故当時船内にガスは積まれておらず、ガス漏洩の危険はないことが確認されています。

一方、「LPG船が座礁した」との情報が広がり、一時的に地元住民や観光客の間で混乱が生じました。現在、パタヤ市の当局および運航会社の担当者が現地調査を進めており、周辺の自然環境、特にサンゴ礁への影響を最小限にとどめるための対策が検討されています。

 運航会社「深くお詫び申し上げます。法的手続きに協力いたします」

SCグループ・ホールディング社は同日発表した声明の中で、「このたびの事故により、多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。事故は乗組員の職務上の過失により発生したものであり、当社はその責任を真摯に受け止めております。関係機関の調査および法的手続きに全面的に協力してまいります」と述べました。

また、事故後は迅速にタグボートを手配し、船の撤去準備を進めているとしたうえで、
「影響を受けた方々には、適切な補償を行ってまいります。なお、今回の事故によりガスや化学物質の漏洩は一切確認されておりません」と説明し、謝罪しました。

 

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