|
|
チョンブリ県バンラムン郡ノンプルー(パタヤ)2025年3月25日午前4時6分ごろ、パタヤビーチ沿いの道路において、外国人男性が集団による暴行を受け負傷する事件が発生しました。現地の救助隊であるサワンボリブン財団が通報を受け、警察と連携して現場に急行しました。各報道が伝えています。
現場にはタイ人および外国人の観光客が多数集まり、騒然とした雰囲気の中、暴行を受けたとみられる40歳のドイツ国籍の男性が発見されました。男性は体中に擦り傷があり、顔面には腫れや裂傷が確認され、とくに左眉からは大量の出血が見られたとのことです。救助隊は応急処置を行ったのち、男性を直ちに病院へ搬送しました。
この男性は通訳を通じて警察に対し、「何が起こったのか覚えていない。気づいたときには10人ほどの男たちに取り囲まれて暴行を受けていた。とても怖くなり、バイクに乗ってその場を逃げ出し、地元住民に助けを求めた」と話しているということです。
また、事件の瞬間を通行人が映像に記録していたことが明らかになっています。映像には、10人以上の男たちが被害者を取り囲み、殴る、蹴る、跳び蹴りをするなどの激しい暴力行為を加える様子が映っていました。そのうちの1人はバイクタクシーの制服を着用しており、安全ヘルメットで被害者を激しく殴る姿も確認されています。
被害者が倒れこんだ後も、加害者らは顔面を踏みつけるなど残忍な行為を続け、周囲の人々の制止にも一切耳を貸さなかったとされています。この衝撃的な光景は、目撃した人々に大きな精神的ショックを与えました。
現在、被害男性は医師団による手厚い治療を受けており、警察は事件に関与した加害者グループの特定と逮捕に向けて、現場周辺の捜査を進めています。観光都市パタヤの治安とイメージを損なう重大事件として、警察は厳正な法的措置を講じる方針です。
関連記事
新着記事